結論から言えば、ちょっと大げさかもしれませんが、近年経験しないほど感動しました。
本当に観に行って良かったと思っています。
この種のリバイバル(今回でいえばギャバンの復活)は、オリジナルのファンからすれば、全てが納得できるものとは限らず、例えば十分に活躍できないままに出番が終わってしまったり、声や変身前の俳優さんがオリジナルとは違う人だったり。
最近では、仮面ライダーの映画で藤岡弘、さんなどがライダーの声をあてて、ファンを喜ばせてくれましたが、やっぱり変身前の本郷猛も見たくなるのが、ファン心理です(戦隊映画での誠直哉さんなども、しかり)。
また、劇中の音楽も権利の関係からか、なかなかオリジナルの曲を使ってもらえず、「この場面で、往年の主題歌が流れてくれれば、もっと燃えるのに・・」と思わされたことは、数知れません。
それを思えば、今回の「ギャバン」は、変身前の一条寺烈も、演出もアクションも、設定も音楽も、みんな「本物志向」であり、私は本当に納得させられましたし、心から面白かったと満足しました。
まだ劇場で上映中なので、あまり詳細はご紹介できませんが、冒頭のギャバン登場、蒸着場面、レーザーブレード戦、電子星獣ドル戦・・・どれも本当に素晴らしかったです(音楽が、それぞれ素晴らしすぎです。宙明サウンドは、やっぱり極上なものです)。
「宇宙刑事は、やっぱりこれがなきゃ!」みたいなお約束も、期待通り盛り込まれていて、サービス満点。ラストのサプライズ演出も、宇宙刑事ファンなら、おもわずニヤリというところです。
何より、30年近く前のヒーローが、最新の造形と演出で蘇ってくれたこと、そして当時の設定や世界観をそのまま引き継いでくれたことが、とてもうれしく思いますし、宇宙刑事をこんなに素晴らしい形で復活させてくれたスタッフの敬意を表したいと思います。
とにかく、ギャバンを好きだった方は絶対満足できる内容だと確信します。
こうなったら、次の映画では、ギャバンの後輩の復活も是非見てみたいですね。