ヒャッフウウウ!!! 『戦場の犬達』でこの作者さんのファンになって以来、名前を見るたびに買いあさってましたが、まさかまた短編集が読めるとは思わなかった! 日本では海上保安庁はわりと漫画やドラマの題材になっていますが、大抵そういうの類の物は主人公の恋愛云々人間ドラマ云々といった物が多めです。しかしこの短編集ではそう言った要素はかなり薄く、いろいろ考えながらも淡々と任務をこなしていく真面目で人間臭い新人さんが主人公で、大きな陰謀に立ち向かっていくとか言ったドラマチックさは無くとも、さくさく読める感じになっています。 戦場の犬たちでも思った事ですが、この作者さんは"戦場の一コマ"のようなものや"非日常の中での日常"を描写するのが上手なのだと思いました。 他の二話もいい感じ。