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海流のなかの島々 (下巻) (新潮文庫)
 
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海流のなかの島々 (下巻) (新潮文庫) [文庫]

ヘミングウェイ , 沼沢 洽治
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

激烈な生を閉じるにふさわしい死を選んだアメリカ文学の巨星が、死と背中合せの生命の輝きを海の叙事詩として描いた自伝的大作。

登録情報

  • 文庫: 344ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (2007/06)
  • ISBN-10: 4102100091
  • ISBN-13: 978-4102100097
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 179
形式:文庫
上巻の明るさは微塵も感じられない展開に、これが続きなの?別な話であってほしいと思ってしまうほど、悲しみが胸にしんしんとしみます。人生について考えさせてくれる、心に残る小説だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By プログレ小僧 VINE™ メンバー
形式:文庫
上巻とは全く趣が異なります。
見かけ上は例によって、絵の無いブラックホークダウンとかプライベートライアンです。挿絵も写真も無しで良くここまで殺し合いの詳細記述ができるなあと感心!マングローブ林に隠れながら、逃亡ナチスの生き残りの兵隊を汐の干満を利用しながら執拗に追跡してともかく殺しまくるというお話。

民間人として狩猟用のアマチュアの武器と手作りの消火器爆弾で武装して、プロの殺し屋のナチスの重武装したエリート兵隊たちと白兵戦を繰り返す。読んでるうちは気付かないけど、何でド素人集団がプロの殺し屋と渡り合わなければならないのか後で気が付く不思議なポイントもあり。

インテリにとっての殺し合いの合理的解釈として読むと面白い。
例えば、
1) ナチスは邪悪な悪鬼だから命を賭けても殲滅する義務がある
2) 息子を殺したナチの仲間だから殺してやる
3) 無辜の島民を殺した凶悪なテロリストだからリンチで殺してやる
4) 自由と平和と民主主義を脅かすナチ野郎は皆殺しだ!
5) もう生きるのが嫌になった自分としては、弱虫としての自殺はしたくないから、擬似的戦闘で戦死して死にたい

自殺して死ぬための手段としての戦いと読むか、生きることを印象付けるための戦いで止むを得ず結果として死んでいくと読むか、どちらかは非常に曖昧のまま。多分、そこいら辺を問いかけるための論題なのでしょう。

読み方とか読む時の心境とかで全く別のお話に様変わりするから、だから巨匠の傑作なんでしょう。読まないと一生損しますよ!

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