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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「戦前」の救出ドキュメント,
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レビュー対象商品: 海底からの生還 (光文社文庫) (文庫)
1939年5月、米海軍の潜水艦スコーラスがニューイングランド沖で沈没し、生き残った乗組員が深さ250フィートの海底に閉じ込められたときの救出の記録がつづられている。潜水艦からの脱出手段を研究し続け、その結果生存者を全員生還させたスウェード・モンセン氏は、この本を以って功績を明らかにされたという。たった5メートルの深さからの浮上でも、息を止めていたら死んでしまうとか、窒素酔いを避けるためにヘリウムを配合するなどの試行錯誤が記述されている。これは第2次大戦直前の話だということを、最後に思い出す。最大の努力を以って救出し、引き上げるのが平時なら、それを一発で仕留め沈めるのが戦時なのだ。
5つ星のうち 5.0
史上最大の救出劇,
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レビュー対象商品: 海底からの生還 (光文社文庫) (文庫)
第二次世界大戦開戦直前、北大西洋沖で最新鋭米潜水艦「スコーラス」が沈没。海面下70m超の海底で“鋼鉄の棺”と化した艦内には、33名の生存者が…。主人公は潜水救助の研究に尽力した米海軍士官スウェード・モンセン。実際の事故で指揮を執るモンセンの冷静な活躍が描かれている。 もちろんノンフィクションだが、変にストーリーを盛り上げる誇張した表現や大げさな展開はない。 史実が淡々と語られているだけだが、それがかえって緊迫感をあおる。 江畑謙介氏の訳もさすが専門家だけあって流暢。 モンセンの波乱に富んだ人生もすごい。
5つ星のうち 5.0
史上唯一の沈没した潜水艦から生存者を全員無事救出しえた事例,
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レビュー対象商品: 海底からの生還 (光文社文庫) (文庫)
第二次世界大戦前に沈没した潜水艦から生存者を助け出した実際の作戦のドキュメントです。この救出作戦を指揮したモンセン大尉は、 潜水時に使う窒素と酸素の混合気体の実験や、 酸素ボンベの前身モンセンの肺の開発、 レスキューチェンバーの提唱など、 それまで海軍では行われていなかった「沈没した潜水艦からの乗員の救出」を自らの体を張って研究していた人物。 沈没した潜水艦の中で救助を待つ乗組員達の冷静な行動や、仲間を失った事による悲しみ。 海上で潜水艦の位置の探索からはじめなければならない救助隊のあせり。 沈没の知らせを受けた乗組員達の家族の驚き。 といったものが丁寧に描かれており、臨場感に夢中になって読みました。 多くの困難の末、レスキューチェンバーが無事潜水艦に到着し生存者達と顔をあわせた際、 救助隊員の第一声 「さて」「やってまいりました。スープとコーヒーにサンドイッチを差し入れます」 という言葉が いかにもアメリカらしく印象的です。 大変面白い本でした。
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