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でも、単純計算で何冊売れたら生活できるでしょうか?
海外経験を本にして楽しむ、というのは確かに可能で多くの人に散会してもらいたいと思いますが、それで生活できると書くのは過大広告ではないでしょうか?
さて、IT化の進行は、経済活動だけにとどまるのであろうか。本書は、いよいよ文化に直結した生産者、「作家」にもその波が及んでいることを認識せざるを得ない点で、注目すべき本であると思える。
インフラやハードに関する経済だけではなく、いよいよ文化と直接関連ある「本」にもIT化の波が押し寄せているのである。そんな中、本書は、もっとも重要なソフト面で知的付加価値を得るためのノウハウを示した本である。
著者の柳沢氏はオーストラリアに滞在しながらITを利用し、その特性を著作業という分野に応用して「日本円」を稼ぎ出している。本質的に「情報」はボーダレスであり、柳沢氏の実行している「経済的行為」は今後の日本が経済的繁栄を維持していくことにおいて極めて重要な意味を持っているといえる。
一見お気軽なノウハウ本に見える本書は、近未来の経済・文化の有り方を先取りした深い本なのかもしれない。単に「著者になりたい」方々のみならず、新しいビジネスモデルを模索している方々にも読んでいただきたい本である。
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