本書のタイトルでは、非常に気弱い弱腰のバックパッカーなのかという感じを受けるのですが、実はそんなことはまったくなく、著者は女性のバックパッカーとして、旅のつわもの揃いといわれる男性陣にも勝る屈強で気丈に振る舞まう方なのです。まずそこの違いをはっきりと認識したほうがいいと思います。
そんな彼女が、果敢に旅を続けるものの、それであっても、”これは、・・・とほほ”って思うことがあるというエピソードの数々を紹介したものなのです。
だから尚更、格段におもしろい仕上がりになっています。それに、おちゃらけではなく、なかなか真面目に取り組んである姿勢がうかがえます。
今までにないジャンルのバックパッカー本といっても過言ではなく、また文章表現もしっかりとしており、ネタの落としどころもわきまえているので、本書のネタに抱腹絶倒するとともについ好奇心旺盛になり興味津々にならざるを得ません。
本書が単発に終わらず、次作も楽しみに期待しています。