30年に渡り四肢麻痺の生活。生きる意味を問い続けた結末・人生の終止符を自分の意思で打つ「尊厳死」を希求したスペイン人・ラモン・サンペドロの実話。
生死とは・・・生きる価値、自由、愛、家族の介護、様々な問いを投げかける問題作。
本人が口にペンをはさんで書き溜めた手記の発表なので、ストーリーが分かりづらいですが、どの言葉も本質的な問いを投げかけ、胸に迫ります。本を読んで、映画を観て、また本を読み返しました。
映画も素晴らしく一人でも多くの人に見てもらいたい作品ですが、合わせて本も読むとさらにその奥深い思想への誘いがあります。
書籍だけではペドロが長年に渡り哲学や詩作を好み、思索してきた結果求める尊厳死(魂の解放)にフォーカスされ、それにまつわる裁判や社会への批判が書き連なれており、やや辟易してしまうかもしれませんが、そこに至るまでの過程を想像し、映画などで描かれているプロセスや人間性などを感じられると、また違った角度から本を感じられます。
ぜひお奨めです。読んでみてください!!