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海の底
 
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海の底 [単行本]

有川 浩
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (88件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

四月。桜祭りでわく横須賀米軍基地を赤い巨大な甲殻類が襲った! 次々と人が食われる中、潜水艦へ逃げ込んだ自衛官と少年少女の運命は!? ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント! 番外編も収録。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため機動隊が横須賀を駆ける。孤立した潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ少年少女の運命は!?海の底から来た『奴ら』から、横須賀を守れるか―。

登録情報

  • 単行本: 451ページ
  • 出版社: メディアワークス (2005/06)
  • ISBN-10: 4840230927
  • ISBN-13: 978-4840230926
  • 発売日: 2005/06
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (88件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 96,139位 (本のベストセラーを見る)
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65 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 香桑 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
物語の舞台となるのは、横須賀、海自の潜水艦内である。
だが、敵との戦闘を強いられるのは、自衛隊ではない。機動隊である。
実際的な戦闘からは切り離された潜水艦の内側では、そこに避難した自衛官二人と子ども達の物語がある。女性ならではの視線で描かれる課題や、地域や教育の問題など、それぞれが自らの問題と向き合い、成長していく。

登場人物も多く、いろんな要素を盛り込みながらも、散漫にならずに、最後までぐいぐいと引っ張る力を持つ。
たった6日間の物語とは思えないほど、いや、だからこその、濃密さ。
設定の奇抜さを忘れるほど、個人の描写、社会の描写が巧みでリアル。政府やメディア、世論への批判的な作者の眼差しも、好感を持つ。また、脇の人物の一人一人まで惚れ込みたくなるほど魅力的なところもよい。
ラストは、重苦しく深い海の底から、ようやく水面に出ることができたかのような、希望と平和な日常にほっとする。

中学生ぐらいから、大人まで、それぞれの目線で楽しみ、考える本だと思う。
じっくりと何度でも読み返したくなる、読み返すに足る小説。読み応えのある、読書の楽しみを再確認する一冊。一推し!
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:単行本
横須賀の巨大な甲殻類の群れが上陸。混乱する市街で機動隊は甲殻類を押し留めるために奮闘するものの一進一退の状況が続く。状況打破を狙い、警察官僚の烏丸と、現場指揮官の明石は奮闘する。一方、混乱の中で孤立した潜水艦『きりしお』の中には、不良隊員といわれる夏木と冬原、そして子どもたちが取り残される…。

知的生命体と少年の交流と、危機的状況が絡み合った『空の中』とは違って今度の敵は交流を持たない甲殻類の襲来という危機的状況の物語。

「機動隊」では到底推し返せないと判断した明石と烏丸が、煮え切らない官邸を動かすために仕掛ける虚虚実実の駆け引き。潜水艦に取り残された二人の自衛隊員と少年たちのやりとり。少年たちの間には、少年たちなりの序列、派閥ができあがっている。それが自衛隊員の二人とのやりとりで変化が生じて行く。

巨大な甲殻類が襲来してくる、という設定は確かに荒唐無稽。しかしながら、そこで繰り広げられる警察、防衛庁の縄張り争いなんていうものは日本の危機管理であるとかを考えさせられるし、また、潜水艦に取り残された少年たち、そして、夏木、冬原の成長物語、として考えても面白い。

全体を通して考えれば決して派手な場面展開があるわけではないのだけれども、その分、じっくりと心理描写だとかが生きていて存分に楽しめた。設定で躊躇しないで読んでみて頂きたい。
このレビューは参考になりましたか?
34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前々作塩で埋め尽くされる終末世界を描いた「塩の街」が陸自で、前作空の中の秘密とのファーストコンタクトを描いた傑作「空の中」が空自、それで横須賀に襲来した巨大甲殻類から横須賀を守るというドタバタSF「海の底」が海自、となっています。自衛隊三部作ですね。個々の話につながりはありませんが。
はなしは、襲来してきた巨大甲殻類から横須賀を守る自衛隊や機動隊、警察を描いたパートと、巨大甲殻類襲来によって潜水艇に閉じ込められた少年少女の群像劇のパートに分かれて話が進みます。
最初、巨大甲殻類襲来によるいきなりのパニック状態で、すぐ作品に引き込まれたと思ったらあとは一気読みでした。
ふたつのパートに分かれ、しかもこれだけデカイ話だと一歩間違えればものすごく読みにくい話になってしまうのではないかと思いますが、ここでは要領よくテンポよく、逆にものすごく読みやすいです。
自衛隊機動隊警察、さらにマスコミやら軍事オタクやらの動きが綿密かつ大胆に描かれているところには興奮し、警察と自衛隊の裏でのやり取りには考えさせられ、潜水艇の中のあざとい青春群像もすばらしいです。そしてなにより、これは有川浩の作品にすべて共通するのですが、大人たちがカッコイイ。
今回は「空の中」ほどスケールが大きくならず、そこが少し不満でもあったのですが、そのおかげか「空の中」で感じた少年少女の青春描写への不満がほとんど解消されていて良かったです。最後は思わずニヤリとしてしまいました。
手軽で、楽しく、面白い。まさにエンターテイメントの傑作です。
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最近のカスタマーレビュー
緊迫感
海の底の生物が攻めて、その生物との攻防を描いた作品。
生物が大きくなった理由は都合がよい。
それ以外は論理的に違和感は感じない。... 続きを読む
投稿日: 22日前 投稿者: ヨッシー
最初でつまずく。もったいないね。
有川浩の作品は最初の数ページ時点でつまずきやすい。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ルンメニゲ
プライド
タイトルと表紙の見た目のジャケット買いなので、
読み始めは、なんじゃこりゃ!?でしたが、なるほどなって作品でした。
投稿日: 3か月前 投稿者: わーぉ
リアリティはいまいち。でもラストがよかった。
横須賀に巨大エビの大群が来襲。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ぷりうす
子どもっぽい・・・
「塩の街」「空の中」ときて、最後に「海の底」までなんとかたどり着いたが、こんなに読んでも違和感が拭えない。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: hana
現実味に裏打ちされた硬派な有川ワールド
有川浩さんの「自衛隊三部作」といわれる作品の三番目です。それぞれに関連はないです。ただ、テーマ性は一貫していて、自衛隊の隊員が主人公(今回は海自の問題児二人)であ... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: anjie
謎の生命体との攻防、密閉空間での人間ドラマにページをめくる手が止まらない
有川浩の自衛隊シリーズ・海上編。
自衛隊3部作はいずれも甲乙つけがたい面白さなのだが、あえてランクを付けるとすれば、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: YUKI
すばらしい青春群像劇!
巨大な甲殻類と聞くと、ずいぶん幼いストーリーを連想させられるところだけど、... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ろび〜ん
レガリスもっとやっつけて欲しかった
読み始めてグロテスクな描写にビックリした。これ絶対映像化したらR15指定はいるだろうな。艦長がレガリスに食われて片腕だけ艦内に落とされるところとか、国体に出場した... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: jsspm068
震災後に読んだからか自衛隊の描写に問題がある。
評価がよかったので読んでみましたがあまり、のめり込めませんでした。

何よりも登場人物に感情移入ができないことが大きいです。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: だいまるラケッツ
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