学者の手によるものではないので記述についてはかなり怪しい部分がある。随所に脈絡もなく出てくる名古屋弁、比喩として下半身を頻繁に持ち出す点等も読む人によっては不快感を感じるであろう。特にこの手のテーマに興味のある人にはかかる叙述を下品と感じる方が多いのではないか。
ただ、そのような叙述の特殊性も著者自身が「歴史の名を借りた暇つぶしのための読み物」として本書を位置付けているであろうことを併せて考えれば、特に違和感はないと思う。
歴史をテーマとする話は好きだが学術書はちょっと、という人には、その人の個人的な好みにもよるが、お勧めできると思う。ただ、私はあまり好きにはなれない。