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海のある奈良に死す (角川文庫)
 
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海のある奈良に死す (角川文庫) [文庫]

有栖川 有栖
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 660 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

半年がかりの長編の見本を見るために珀友社へ出向いた推理作家・有栖川有栖は、同業者の赤星と出会い話に花を咲かす。だが彼は「海のある奈良へ」と言い残し翌日、福井の古都・小浜で死体で発見された。

内容(「BOOK」データベースより)

半年がかりで書き上げた長編が、やっと見本になった!推理作家・有栖川有栖は、この一瞬を味わう為にわざわざ大阪から東京へやってきたのだ。珀友社の会議室で見本を手に喜びに浸っていると、同業者の赤星学が大きなバックを肩に現れた。久しぶりの再会で雑談に花を咲かせた後、赤星は会議室を後にした。「行ってくる。『海のある奈良』へ」と言い残して…。翌日、福井の古都・小浜で赤星が死体で発見された。赤星と最後に話した関係者として、有栖は友人・火村英生と共に調査を開始するが―!?複雑に絡まった糸を、大胆にロジカルに解きほぐす本格推理。

登録情報

  • 文庫: 402ページ
  • 出版社: 角川書店 (1998/05)
  • ISBN-10: 4041913020
  • ISBN-13: 978-4041913024
  • 発売日: 1998/05
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 160,124位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfs7 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
海のある奈良、とはいうまでもなく、「ありえないこと」だ。有栖川は友人でもある推理作家赤星が「行ってくる。海のある奈良へ」という言葉を最後に殺されたことをきっかけに、親友で犯罪学者の火村と共に事件を追う。

主人公も推理作家だけに、彼にとってどうしても気になるのは、赤星が最後に書こうとしたであろう推理小説のトリックだ。一体、海のある奈良とは何なのか?有栖川と火村は事件を追い、それが同時に赤星の幻の作品を追うことにもなっているので、結果的に入れ子式というか、多層構造になった作品だ。読み終わって非常に、こういっては何だが、満足感といえば月並みで、2冊分の本を読んだような感じがある。
シリーズ初の「旅情」も楽しめる作品でもある。
このコンビの第一作『46番目の密室』、第二作『ダリの繭』にもまして、有栖川&火村のコンビも絶好調。既に第一作でも火村が犯罪学研究を始めたきっかけだという
「誰かを殺そうと思ったことがあるから」
の謎もますます深まっていく。

これから、火村、そして有栖川とのコンビもますます楽しみになった。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
コンビ愛炸裂 2006/8/26
By nash13
形式:文庫
作家アリスシリーズの長編第3弾。『46番目の密室』で華々しくシリーズが始動し、次作『ダリの繭』では火村とアリスのコンビが確立された(キャラに深みが増し、ホームズとワトスンの関係が成り立った)。そして、この『海のある奈良に死す』ではシリーズとしての魅力がトップギアに入り、発揮されることになる。まさに「旅情」に相応しい、各地を転々としたミステリーが繰り広げられる。今後、火村とアリスの2人は様々な土地を訪れることになるが、「旅情」と呼べる作品では、これが原点なのかもしれない。地方の伝説や歴史背景など、とても詳細に(多岐に)迫っており、そういったネタは実に興味深いものだった(これも作者による取材の賜物なんだろう!)。また、推理作家という職業の特殊な設定が最大限に生かされているのも良い。業界関係者が多数登場し、事件の展開として、映像の世界にもちょろっと足を踏み入れているのも面白い。この作品、事件の真相の割には、かなーり大規模(390P)になっているが、これって考えてみたら作者の魅力が炸裂しているからこそなんだと思う。トリックはいかにも有栖川有栖らしい「ふんふん」と頷かせるものだし、それ以上に、火村とアリスの活躍が面白くさせた作品ではないか。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfs7 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
有栖川は友人でもある推理作家赤星が「行ってくる。海のある奈良へ」という言葉を最後に殺されたことをきっかけに、親友で犯罪学者の火村と共に事件を追う。
主人公も推理作家だけに、彼にとってどうしても気になるのは、赤星が最後に書こうとしたであろう推理小説のトリックだ。

海のある奈良とは何なのか?有栖川と火村は事件を追い、それが同時に赤星の幻の作品を追うことにもなっているので、2冊分の本を読んだような感じがある。
シリーズ初の「旅情」も楽しめる作品でもある。

また、被害者も作家、探偵?も作家で、登場人物も、被害者の作品をビデオ映画化していた会社の関係者、編集者といった「内輪」の人間だ。ちょっとした業界話のような部分も面白いし、もちろんそれぞれ生き生きとしたキャラクターである。アリスの担当編集者・片桐の活躍も、密かに彼のファンという人には嬉しいだろう。

このコンビの第一作『46番目の密室』、第二作『ダリの繭』にもまして、有栖川&火村のコンビも絶好調。既に第一作でも火村が犯罪学研究を始めたきっかけだという
「誰かを殺そうと思ったことがあるから」
の謎もますます深まっていく。

「国名シリーズ」の、いかにもパズラーと言ってはなんだが、推理小説の王道のような雰囲気よりは、こうしたシリーズ外の作品はもう少し、地に足がついているというか、また別の楽しさがある。

これから、火村、そして有栖川とのコンビもますます楽しみになった。

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最近のカスタマーレビュー
面白いです。
中身は書けませんが、著者らしい伏線が予想以上に多く張られていて、
最後、読み終わった時にとても満足感を覚えます。
投稿日: 9か月前 投稿者: 夏のさかな
火村英生が抱えている恐怖
火村英生シリーズ4作目。人魚伝説が持つ神秘的な印象と,あくまで現実的に即した歴史・文化が何か絶妙に溶け合っていて不思議なロマンを... 続きを読む
投稿日: 2010/1/30 投稿者: Martha Argerich
良い箇所とそうでない箇所のまだら模様の体
有栖川有栖が、12年間勤務した会社を退職して専業作家となって初めて書いた小説。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/5 投稿者: sasabon
ローカル色たっぷり
殺されたのは、著者の作家仲間で、探偵役は著者自身、キーワードは「海のある奈良」、という作品。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/7 投稿者: ヤキソバ
あの密室トリックって!!?
火村とアリスの会話のテンポは相変わらずいいです……が、

あの密室トリック、いいんでしょうか??!!... 続きを読む
投稿日: 2007/5/31 投稿者: ユリエ
読むのに苦労しました
有栖川有栖の作品はすごく好きです。でもこの作品はちょっと読んでいて疲れました・・

注釈というか、話がそれる部分が すごく多い。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/9 投稿者: sakusakurika
過程を楽しむミステリ
... 続きを読む
投稿日: 2006/11/17 投稿者: bluestar
挑戦的なミステリ
 1995年に双葉社から出た単行本の文庫化。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/5 投稿者: 志村真幸
面白くなかったなぁ
「孤島パズル」についで読んだ。「孤島パズル」は本格ミステリーでなかなか良かったけど、今回はダメェ〜。まず、全体に冗長でなかなか進まないくせに事件自体がショボくさい... 続きを読む
投稿日: 2006/7/8
近畿旅行に行きたくなる一作
この作品は、作者・有栖川有栖が会社員を辞め、専業推理作家となって一作目に書かれたものなのだそうです。作者はこれで自分も一人前の推理作家になったという気持ちになり、... 続きを読む
投稿日: 2004/8/25 投稿者: minoru223
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