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浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか
 
 

浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか [単行本]

ジュリエット・B. ショア , Juliet B. Schor , 森岡 孝二
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

現代アメリカの中間階級はまるで明日はないかのように消費している.以前にもまして多くのものを手に入れているにもかかわらず,消費が増すほどますます不満を強め,貧しく感じるようになっているという.なぜここまで浪費が浸透してきたのか.どうすれば「過労と浪費の悪循環」から抜け出すことができるか.豊富な実例を紹介しながら提言する.

内容(「BOOK」データベースより)

中流階級のアメリカ人は、まるで明日はないかのように消費している。にもかかわらず、消費が増えるほどますます満たされない思いが強まる。現代社会では、商品はある種のコミュニケーションの手段であり、人びとは何を持ち、何を身につけているかで自己のアイデンティティと社会的ステータスを表現しようとする。なぜアメリカ社会にここまで消費主義が浸透してきたのか。どうすれば「働きすぎと浪費の悪循環」から抜け出すことができるのか。実例を豊富に紹介しながら具体的に提案する。

登録情報

  • 単行本: 322ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2000/10/27)
  • ISBN-10: 4000025848
  • ISBN-13: 978-4000025843
  • 発売日: 2000/10/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 286,838位 (本のベストセラーを見る)
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In 1996 a best-selling book entitled The Millionaire Next Door caused a minor sensation. 最初のページを読む
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30 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 米国の消費者行動を冷静に分析, 2001/1/23
レビュー対象商品: 浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか (単行本)
過剰ともいえる米国の消費者動向を、具体的な調査結果に基づき冷静に分析しており、メーカー・流通業の広告・宣伝に躍らされ、必要以上に消費に金を注ぎ込む米国消費者に対して警告を鳴らしている。日本の消費者動向にも通じるところが多く、説得力のある本。翻訳版としての完成度も高く、日本の読者に対して適切な解説が加えてある。また、参考文献の表記も豊富で、興味の持った論点については読者が詳しく掘り下げることが可能となっている。英語原本もペーパーバックで安く購入できるため、一読をお勧めします。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 かなりの良書, 2008/3/9
By 
優作 (静岡県浜松市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか (単行本)
日本でもなじみ深い「ナイキ」や「BMW」などのブランド名や商品名が随所に出て来て、飽きずに読むことが出来る。
アメリカの話ではあるが、日本の話として読むことも出来る。「あなたらしさ」を作るためにあらゆる商品が用意され、広告され、それを借金してまでも手に入れようとする人々。かたやそのような世間に背を向けて、生活レベルを落としても自分の時間を確保する「ダウンシフター」と呼ばれる人々。
私も人間として幸福を追求してやまないですが、金や物に安易に頼るのは結局間に合わせの幸福でしかない、と強く思いました。私たちが欲しいものなんて、ここ100年ぐらいになって出て来たものでしかないんだし。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 私達はなぜ要らないものまで欲しがるのか, 2007/12/27
By 
あじあちっく - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか (単行本)
 私たちは、現代の消費社会というものを何か自然な状態のように思っている。しかし本書が指摘するように、消費社会は歴史を通して創られてきたものだ。本書は、1920年代のアメリカにはじまる消費社会の歴史を振り返り、アメリカ人がどのように、商品を見て、欲しくなり、買うという行動を繰り返すよう動機付けられてきたかを論じていく。

 第二次大戦後の20年ほどは、中流階級がお隣さんと張り合って競争的消費をした。しかし、最近は近所の人々はもはや比較対象ではないという。自分の数倍もの高所得を得る人々を準拠集団、すなわち社会的序列の中で自分が所属する、あるいは所属すべき集団として選んでいる。その結果、高水準消費がアメリカの国民的文化になってしまい、ある車種の車を運転し、特定のデザインのブランドものを着て、一定の様式の家に住み、よいワインを注文することが必須になっているのだという。そのため現在のアメリカでは、高水準化する消費への圧力と、そのための長時間労働によって、数え切れない疲れきった人々が生み出され、ついには労働と消費の堂々巡りに本当の価値はないと結論づける人々も現れはじめているそうだ。著者が「ダウンシフター」と呼ぶ彼らは自発的に生活水準を落とし、労働時間を減らすことに価値を見出しているという。

 本書は、私達がなぜ要らないものまで欲しがるのかをわかりやすく論じることで、消費社会という蟻地獄から抜け出すよいヒントになっていると思う。
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