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浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
 
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浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫) [文庫]

風野 真知雄
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

刀屋ばかりを狙う盗人「おたすけ兄弟」が、近所の神社に金を隠すのを見た町奉行所の中間・与之吉は、娘の薬代にとこれを奪うが、やがて兄弟に嗅ぎつけられ、身の回りに危険が迫る。根岸肥前守が、江戸の怪異を解き明かす「殺人事件」シリーズ第三弾。坂巻が、初めて江戸見物をした日を描いた書き下ろし短編「ずぼんぼ」を収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

風野 真知雄
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年、第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 282ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2012/1/4)
  • ISBN-10: 4167779099
  • ISBN-13: 978-4167779092
  • 発売日: 2012/1/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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怪しい刀 2008/6/29
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 根岸鎮衛を主人公とした「耳袋秘帖」シリーズの第3作。順番に読んだ方が良いだろう。
 シリーズが進むに連れ、段々と面白くなっているように思う。登場人物がこなれ、物語に馴染んできたようだ。
 今回は妖刀村正を中心に、髪切り、貧乏神などが活躍する。といっても、基本的には合理的な説明が付けられるから、捕物帳としての一線は守っている。しかし、そこに欠点があるようにも思われる。上手く妖異の魅力が伝えられていないのだ。
 すごいスピードで続編が出ている。一ヶ月で一冊のベースだ。どうやって書いているのだろう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 長編をベースに、各話ごとに珍しい事件・事象を絡ませるスタイル。今作では“おたすけ兄弟”と呼ばれる凶賊との対決が描かれている。“おたすけ兄弟”の由来は、互いに“タ”、“スケ”と呼び合うところから。武具関係の商店ばかりを狙い、家人に気付かれると皆殺しにする凶悪犯で義賊ではない。途中から大酉藩のお家騒動も絡まるが、タイトルの「浅草妖刀殺人」というのはメインの事件ではない。
 シリーズ3作目でスタイルに安定感が感じられ、安心して読んでいられる。1、2作目よりも面白かった。長編としての話に比重が置かれているようで、その点が幸いしたようだ。また“おたすけ兄弟”が互いを奇妙な名で呼び合う理由に説得力があった。この点も評価したい。
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