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流転の王妃の昭和史 (新朝文庫)
 
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流転の王妃の昭和史 (新朝文庫) [文庫]

愛新覚羅 浩
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本が戦争の泥沼におちいりつつあった昭和12年、旧侯爵家の長女だった著者は、軍部の仕組んだ政略結婚をあえて受け入れ、満州国皇帝の弟に嫁いだ。日中の架け橋として健気にその務めを果たしながら、戦後は夫と離ればなれに動乱の満州を流浪。そして16年をへて再会。国際結婚による民族風習の違い、その後の激動する境遇の障害を乗り越えて夫婦の愛を貫いた一人の女性の感動の一生。

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 新潮社 (1992/03)
  • ISBN-10: 4101263116
  • ISBN-13: 978-4101263113
  • 発売日: 1992/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 54,659位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By judie
形式:文庫
溥儀の弟・溥潔の許に嫁ぎ、波乱万丈の人生を歩まれた浩さんの自伝。

学生時代、卒業研究の一貫として読んでいたつもりが、涙がポロポロ
こぼれました。

関東軍の身勝手さ、戦争の過ち、愛娘の死・・・

あまりにも辛すぎる試練があったというのに、愚痴ひとつ書かれておらず、
浩さんって、本当に素敵な女性だったんだな、と感動しました。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sato
形式:文庫
関東軍の策略により、満州国皇帝の弟と政略結婚した浩さんの波乱万丈の半生が
綴られた自伝。平和な世の中に平々凡々と暮らしているわが身には計り知れない
辛酸を舐めてきた浩さんから発せられる言葉は、どんな小説の主人公よりも
重い響きを持つように感じた。

家族や友人もいない全くの異郷の地、満州に渡った彼女の心細さはいかほどだっただろう。
そして、戦後の逃避行の日々、夫の安否不詳、収容所送り、最愛の長女の死、
長い月日を経てようやくめぐってきた夫との再会の果てに待っていた文革の嵐。

この自伝を読んでいると、日中二つの国家の狭間で翻弄され続けた中国の残留孤児を
扱った山崎豊子氏の小説『大地の子』を思い出す。
浩さんも日本人であり、傀儡皇帝の弟妃であるために中国で大変な逆風と迫害に
耐えてこられたのだが、もっと貧しい身分の日本人孤児のたどった運命はさらに悲惨
なものだった。

戦後まもない中国は、日本人にとっては大変苦しい逆風・迫害の時代だった。
しかし、浩さんの自伝にも出てくるように、少数派でも、なかには日本人に救いの手
を差し伸べたり、国籍にとらわれず一人の人間として扱ってくれる中国人たちも
いたということは特筆すべきことかもしれない。

また、満州国宮廷での生活の様子や当時の日中相互の権力関係に興味が
おありの方は、最後の皇帝「溥儀」や后の自伝なども合わせて読むと、その
当時の時代背景がもっと際立って、見えてくるのではないかと思う。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
満州国と日本 2002/4/21
By カスタマー
形式:文庫
満州国については以前から興味がありましたが
この本を読んでみて、そんなに遠くない過去に
日本や中国で起こっていたこと、
特に、日本がこれまでにやってきたことについて
深く考えさせられました。
映画『ラストエンペラー』を斜めから
裏側を見た・・といった感じでしょうか?
著者の夫である、満州国皇帝溥儀の弟 溥傑や皇帝の
子供の頃の紫禁城でのエピソード等
身内でなければ知り得ない、興味深い話もありました。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
貴族のお嬢様の冷たい目線
映画ラストエンペラーを小学生の時に見て以来、この時代の事を少しずつ勉強しています。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: てみこ
良書だと思います
ラストエンペラー溥儀の弟愛新覚羅溥傑氏に嫁ぎ、
激動の時代を生きた嵯峨浩さんの自伝。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: Sharifa
壮絶なのに…この優しさは何ですか!?
愛新覚羅 浩さんのエピソードを、テレビで観たことがある。
戦後、生き別れになった夫婦が再会してからの映像が残っているのだ。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: gumby
歴史的価値が高い。満洲のことを知りたい人は初めの一冊としても最適
著者の愛新覚羅 浩さんのまっすぐさにまず心を打たれました。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/29 投稿者: ミス☆小柄
政略結婚ではあったがあたたかい家庭を築いていたことがわかる
... 続きを読む
投稿日: 2008/10/31 投稿者: ワクロー3
流転の人生
8月になると何十年前のことだが戦争と運命について思うところがある。今の世にあって本当に良いときに生まれたと実感できるのは、こういう本を読んだときである、名家に生ま... 続きを読む
投稿日: 2006/8/9 投稿者: 老青仮面
・・・けっして失われない品の良さ
この手の自叙伝には作り話や自身の好都合の様な本が多いが、本当に浩さんのお幾つになられても、どんな状況下でも失われない素直さ、品の良さが出ている様に感じます。戦時下... 続きを読む
投稿日: 2006/6/16 投稿者: EH
お嬢様の目線の強さ
 愛新覚羅浩さんの自叙伝。映画化もドラマ化もされています。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/6 投稿者: futaba_412
夫婦の愛情の深さに、涙が止まりませんでした。
旧満州国皇弟と政略結婚で嫁ぎながらも、夫婦間の愛情を貫いていく二人の生き方に感動しました。中国と友好交流をしている関係で、中国をよく訪問します。今の中国でも、愛新... 続きを読む
投稿日: 2004/12/26 投稿者: とし坊
続き
極めつけは敗戦後に皇居を訪れた時の会話。かつて本庄繁将軍に「関東軍の横暴を陛下にお伝えしてもよいか」と筆者が訊ねた所「後で睨まれるだろうから、かえってよろしくない... 続きを読む
投稿日: 2004/9/8 投稿者: katagirikazuko
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