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流血の夏
 
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流血の夏 [単行本]

梅本 弘
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1944年夏、フィンランドに2度目の奇跡が起こった。夜が訪れることのない北欧の夏。北フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸した3日後。フィンランド南部、カレリヤ地峡の前面に恐るべきロシア軍の大軍が蝟集していた。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍は、たちまちフィンランド軍の戦線を破り、重戦車の大軍を先頭に10日間で百キロを前進。首都ヘルシンキを中心とした南部フィンランド全域の占領も間近と思われたそのとき、全予備兵力を結集したフィンランド軍による乾坤一擲の大反撃が発起された。そして起こるはずのないことが起こった。ロシア軍による戦略攻勢を挫折させたフィンランド軍の驚くべき敢闘。

内容(「MARC」データベースより)

1944年夏、フィンランドに二度目の奇跡が起こった。ロシア軍による戦略攻勢を挫折させたフィンランド軍の驚くべき敢闘。

登録情報

  • 単行本: 407ページ
  • 出版社: 大日本絵画 (1999/07)
  • ISBN-10: 449922702X
  • ISBN-13: 978-4499227025
  • 発売日: 1999/07
  • 商品の寸法: 21 x 15.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By me109g2
形式:単行本
ドイツとソ連という大国に翻弄され続けた、ヨーロッパ。その中の小国フィンランドは、1939~40年の「冬戦争」で激闘の末、何とかソ連の侵略を食い止めた。しかし、歴史の波はまたもやフィンランドに試練を与えた。1941年6月の独ソ戦開始に伴い始まった、第二次フィン・ソ戦「継続戦争」は1944年の夏、終了する。しかしそれは、フィンランド軍の必死の抵抗の末にもぎとった輝かしい勝利であった。自国の独立を守るため奮戦した彼らを是非とも知ってください。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ソ連が崩壊する前「フィンランド化」という言葉を新聞で知った。
1984年、当時の中曽根康弘総理大臣が「日本が防衛努力を怠ると、フィンランドの様に
ソ連の属国になる」いわゆる「フィンランド化」発言である。
まったくの無知の暴言で日本人として穴に入りたいくらい恥ずかしい。

フィンランド政府は抗議した、まさに歴史を知らない者は名誉を平気で傷つける。
戦後の日本はどうなのだ、米軍に支えられた平和という虚構・欺瞞にどっぷりつかり
国を守る義は!覚悟は!自国の安全保障を他国に頼りきるという異常・不幸
「大国に頼ることは大国に逆らうことより危険である」
マイネルヘイム元帥の言葉が重く痛い。

梅本弘氏の二部作を読みフィンランド国民・フィンランド軍の勇気と乾坤一擲の戦いの様相を知りえたことは
大きな力を貰ったような思いがする。
運命の夏の「タリ・イハンタラの奇跡」日本人なら知るべし。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 文亮
形式:単行本
 日本が太平洋戦争の敗色が確定的になりつつあるころ、フィンランドでも国の存亡をかけたソ連との戦争を行っていた。
 大きなロシアという国を挟んで隣同士であるにもかかわらず、あまりよく知らなかったフィンランドの独立を守った戦いの 軌跡を豊富な取材資料と写真により精緻に書き出されています。
 梅本弘さんの大作です。
 後書にもありましたが、小国フィンランドは二次大戦に参戦した欧州国家群の中でイギリス以外では唯一他国の占領を免れた国でした。
 この本は、独立を守るための死闘と悲しい歴史の物語が語られています。
 終戦間際まで孤立していた日本へ欧州の最新情報を送り続けていてくれた、フィンランドとは?を知りたくて読みました。
 大国に翻弄された小国の悲しさも感じますが、文字通り乾坤一擲の戦いで国を守り通したフィンランドは称賛に値します。
 読了後に感慨深いものも感じます。
 同時代にロシアという国家を挟んで親交がありつつも疎遠な関係であったことが残念に思えてきました。
 
 梅本弘さんの尽力に感謝したくなる大作です。
 ページ数も文字数も多いので、手に取るとずっしりと重い本ですがお薦めの一冊です。
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