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流血の夏
 
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流血の夏 [単行本]

梅本 弘
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社からのコメント

第二次大戦中、フィンランドで起こった2度目の奇跡 本書は以下のような内容を詳述しています(目次より)。1944年6月・流血の夏が来た、フィンスカ行っちゃった・その年の夏まで、レニングラードまで30キロ「白く輝く島」のソ芬国境陣地、全機出撃!レニングラード方面軍夏季攻勢を発起、わたしの息子が戦死したよ・反撃失敗、地峡で何かろくでもないことが・戦線を突破するロシア軍突撃部隊、猟兵旅団の全兵力を以て攻撃せよ・前線に急行するロシア軍機動集団、やった燃えている!フィンランド空軍爆撃機の薄暮攻撃、地獄の蓋が開いた・第二次突破攻撃、突撃砲前へ!大騎士団長の鉄拳、ここにいたらカモになっちまう!クーテルセルカ村突入、幽霊師団・やって来たドイツからの援軍、ぱんぱんぱんでロシアになっちまった・崩壊する戦線、ロシアの古都を解放せよ・ヴィープリへのラストスパート、戦争を止める新しい政府を!継戦か講和か・救国の途を模索する政府、えいっもう戦争は終わりだ!わずか1日で陥落してしまったヴィープリ市、ペトロザボーツク作戦発起・東カレリヤ・オロネツ・マーセルカ地峡での戦い、ここは通れない・青旅団タンミスオでの対戦車戦闘、嵐の前の静けさって言うものさ・作戦第2段階に移行するロシア軍、我々は断固として戦い続けるであろう!国家の命運を賭けたペテン、将校死傷多数・敵は依然陣地正面にあり・運命の決戦への序曲、あいつら何をびびってやがるんだ・ポルティンホイッカ戦車戦・重戦車中隊の反撃、ふざけるなよ・全然寝てないんだ・タリ・イハンタラの大戦闘、この森は敵でいっぱいだ・血ちまみれの鍔迫り合い、あと500メートル・罠にかかったロシア狙撃師団とタリ製粉所、まだニパがいる・戦場から退いた天才と不死身のエース、戦場から退く戦車師団、ヴィープリ湾岸への上陸とインモラ基地襲撃、部隊の墓場ヴオサルミ、流血の夏・そして奇跡の夏

内容(「BOOK」データベースより)

1944年夏、フィンランドに2度目の奇跡が起こった。夜が訪れることのない北欧の夏。北フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸した3日後。フィンランド南部、カレリヤ地峡の前面に恐るべきロシア軍の大軍が蝟集していた。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍は、たちまちフィンランド軍の戦線を破り、重戦車の大軍を先頭に10日間で百キロを前進。首都ヘルシンキを中心とした南部フィンランド全域の占領も間近と思われたそのとき、全予備兵力を結集したフィンランド軍による乾坤一擲の大反撃が発起された。そして起こるはずのないことが起こった。ロシア軍による戦略攻勢を挫折させたフィンランド軍の驚くべき敢闘。

登録情報

  • 単行本: 407ページ
  • 出版社: 大日本絵画 (1999/07)
  • ISBN-10: 449922702X
  • ISBN-13: 978-4499227025
  • 発売日: 1999/07
  • 商品パッケージの寸法: 21 x 15.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 275,931位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
ソ連が崩壊する前「フィンランド化」という言葉を新聞で知った。
1984年、当時の中曽根康弘総理大臣が「日本が防衛努力を怠ると、フィンランドの様に
ソ連の属国になる」いわゆる「フィンランド化」発言である。
まったくの無知の暴言で日本人として穴に入りたいくらい恥ずかしい。

フィンランド政府は抗議した、まさに歴史を知らない者は名誉を平気で傷つける。
戦後の日本はどうなのだ、米軍に支えられた平和という虚構・欺瞞にどっぷりつかり
国を守る義は!覚悟は!自国の安全保障を他国に頼りきるという異常・不幸
「大国に頼ることは大国に逆らうことより危険である」
マイネルヘイム元帥の言葉が重く痛い。

梅本弘氏の二部作を読みフィンランド国民・フィンランド軍の勇気と乾坤一擲の戦いの様相を知りえたことは
大きな力を貰ったような思いがする。
運命の夏の「タリ・イハンタラの奇跡」日本人なら知るべし。
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大国の狭間で・・ 2001/4/12
By me109g2
形式:単行本
ドイツとソ連という大国に翻弄され続けた、ヨーロッパ。その中の小国フィンランドは、1939~40年の「冬戦争」で激闘の末、何とかソ連の侵略を食い止めた。しかし、歴史の波はまたもやフィンランドに試練を与えた。1941年6月の独ソ戦開始に伴い始まった、第二次フィン・ソ戦「継続戦争」は1944年の夏、終了する。しかしそれは、フィンランド軍の必死の抵抗の末にもぎとった輝かしい勝利であった。自国の独立を守るため奮戦した彼らを是非とも知ってください。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 フィンランドの乾坤一擲 2010/5/20
By 文亮
形式:単行本
 日本が太平洋戦争の敗色が確定的になりつつあるころ、フィンランドでも国の存亡をかけたソ連との戦争を行っていた。
 大きなロシアという国を挟んで隣同士であるにもかかわらず、あまりよく知らなかったフィンランドの独立を守った戦いの 軌跡を豊富な取材資料と写真により精緻に書き出されています。
 梅本弘さんの大作です。
 後書にもありましたが、小国フィンランドは二次大戦に参戦した欧州国家群の中でイギリス以外では唯一他国の占領を免れた国でした。
 この本は、独立を守るための死闘と悲しい歴史の物語が語られています。
 終戦間際まで孤立していた日本へ欧州の最新情報を送り続けていてくれた、フィンランドとは?を知りたくて読みました。
 大国に翻弄された小国の悲しさも感じますが、文字通り乾坤一擲の戦いで国を守り通したフィンランドは称賛に値します。
 読了後に感慨深いものも感じます。
 同時代にロシアという国家を挟んで親交がありつつも疎遠な関係であったことが残念に思えてきました。
 
 梅本弘さんの尽力に感謝したくなる大作です。
 ページ数も文字数も多いので、手に取るとずっしりと重い本ですがお薦めの一冊です。
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