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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
前半の盛り上げにしては後半が物足りない,
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レビュー対象商品: 流沙の塔〈上〉 (徳間文庫) (文庫)
作品ひとつひとつが重厚な船戸作品を知っている身としては、本作はどうも点数は辛くならざるを得ない。中国ウイグルは、エキゾティックな船戸ワールドの舞台として申し分ない。中国公安局、香港返還をめぐる中国軍内部の暗闘・勢力争い、中国公安局、客家、少数民族問題・・・・材料は集まった、いつものドロドロとした展開を予想させる顔ぶれ・・・ が、ここまで・・・。船戸作品恒例のラストへの疾走するような展開の始まりをいまやいまやと待っているうちにアレ?っとばかりの結末・・・ 横浜の華僑に育てられた日本人が主人公。殺されたロシア人女性の起源をたどって中国に渡る。輻輳する思惑、陰謀。 進行する陰謀の全体をつかみきれないまま主人公は状況に振り回される。裏で進行する事の主導権は主要登場人物とは異なる部分で動いていき、どうしようもないような強権の中で押しつぶされていく・・・。これも船戸作品に見られる虚無的な特徴ではあるが・・・。 全体に不完全燃焼感が強かった。
5つ星のうち 4.0
船戸節は健在!,
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レビュー対象商品: 流沙の塔〈上〉 (単行本)
イラン、メキシコ、江戸期蝦夷、ルーマニア、アフリカなどなど、作品それぞれが異なる辺境世界を舞台にしてきたが、今回は中国、中央アジア。圧政を続ける中央政府、その遣いである軍隊・警察、抵抗する地下組織、一般民衆と今までの作品と同じ構図。 砂のクロニクルでもこれでもかこれでもかと注入された表に出ることのない特定地域の情報はここでも健在。 本作、中国客家に育てられた孤児の日本人を主人公に、中国軍の士官、中国情報局のやり手の女性部長等々、それぞれの思惑と思いの乗せて引き寄せられていく。
5つ星のうち 4.0
船戸節は健在!,
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レビュー対象商品: 流沙の塔〈上〉 (朝日文庫) (文庫)
砂のクロニクルのイラン、蟹食い猿フーガのメキシコ、蝦夷地別件における江戸期蝦夷などなど、作品それぞれが異なる辺境世界を舞台にしてきたが、今回は中国、中央アジア。圧政を続ける中央政府、その遣いである軍隊・警察、抵抗する地下組織、一般民衆と今までの作品と同じ構図。 砂のクロニクルでもこれでもかこれでもかと注入された表に出ることのない特定地域の情報はここでも健在。
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