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流氷の海―ある軍司令官の決断 (光人社NF文庫)
 
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流氷の海―ある軍司令官の決断 (光人社NF文庫) [文庫]

相良 俊輔
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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流氷の海―ある軍司令官の決断 (光人社NF文庫) + 指揮官の決断―満州とアッツの将軍 樋口季一郎 (文春新書)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日独伊三国同盟の下、ハルピン特務機関長として数万人のユダヤ難民を飢餓と凍死から救い出し、北方軍司令官として、『太平洋戦争最大の奇蹟』キスカ撤退作戦に力を尽くした陸軍将官の生涯!帝国陸軍随一の人間愛あふれる樋口季一郎将軍の物語。

内容(「MARC」データベースより)

ヒトラーの恫喝と圧力をはねのけ、数万人のユダヤ難民を飢餓と凍死から救い出し、自らは悲劇の孤島アッツ、キスカ方面軍司令官になり、「太平洋戦争最大の奇蹟」を演出したサムライの波瀾の生涯を活写する。再刊。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 522ページ
  • 出版社: 光人社; 新装版 (2010/02)
  • ISBN-10: 476982033X
  • ISBN-13: 978-4769820338
  • 発売日: 2010/02
  • 商品の寸法: 15.6 x 11.1 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 暇人
形式:単行本
彼は度重なる困難に見舞われ圧力もかけられたが、彼は最後まで自分の信念を貫ぬき職務を全うした軍人である。

ユダヤ難民、キスカ撤退、そしてソ連侵攻。もし彼がいなければ現在の日本は無かったかもしれない。

果たして彼の生涯を歴史に埋もれさせてよいのだろうか?あなたなりに彼の真価を問いてみるのもいいのかもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
満州国内のハルピン特務機関長(少将)時代の1938年に、ナチス・ドイツの迫害下から逃れてきた2万人のユダヤ人に対し、部下に保護を指示したある一人の帝国軍人の物語

この本では、記載されていない事だが、
なぜユダヤ人はアジアまで逃げなければなかったのだろうか? 
ヨーロッパには、シンドラーやワレンバーグ等、命を懸けて保護に努めた人々はかなりいたがそれだけでは足りなかったようだ。というのも数百年前からドイツ人だけでなくヨーロッパ人にとってユダヤ人に対する差別はある程度あり、国家レベルで全面的に保護した国は皆無に等しかった。ロシアは受け容れたがユダヤ人を冷遇していた。

しかし、杉原・樋口(この本の主人公)を中心とした日本人だけは彼らを受け容れた。
日本政府は当初ユダヤ人を保護はする意図はなかったようだが、彼らの動きに対して黙認、同調することとなるようだ。

但し樋口季一郎が杉原千畝と違う点は、
軍人だからということで今時点においても主要なマスコミにはまったく取り上げられていないという事だ。

現代の日本において旧軍人を軽視する傾向があるが、
中国の日本大使館で脱北してきた北朝鮮人を保護することなく
むしろ不法に侵入した中国人に対して帽子を拾うような行為をする外交官と違い
価値があることをやった軍人を評価してはだめなのだろうか?

過去の大戦が
たとえ日本軍が100%悪かったとしても
その軍人の行為全てを否定する必要はない。

我々は祖先の事実関係を確認した悪行に対して反省する必要があるが
善行に対しても敬意を評すべきだ!
そのために必読な本と言える。
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