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流星たちの宴 (新潮文庫)
 
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流星たちの宴 (新潮文庫) [文庫]

白川 道
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

時はバブル期。三十七歳の梨田雅之は、投資顧問会社社長の見崎に見込まれて『兜研』に彷徨い込むが、仕手戦に出た恩師・見崎を土壇場で裏切る。手にした大金を浪費した後、自ら仕手集団『群青』を率いて再び相場の世界に戻った梨田は、知人からの極秘情報を元に、一か八かの大勝負に乗り出した…。危ない夢を追い求めて流星のように輝く男達を描いたハードボイルド傑作長編。

内容(「MARC」データベースより)

「相場にはな、たとえその相場が崩れても、またいつか蘇るだろうという期待が持てる物語がなくちゃいけない」。株のサーカスゲームを危うく生きる流星たち。夜が紡いだリリカルなハードボイルド大作。* --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 689ページ
  • 出版社: 新潮社 (1997/07)
  • ISBN-10: 4101422214
  • ISBN-13: 978-4101422213
  • 発売日: 1997/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 110,367位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 鉄五郎 VINE™ メンバー
形式:文庫
 680ページぐらいある文庫だが、これはいっきに最後まで行くしかないでしょう。ノンストップです。ハードボイルドというジャンルを感じさせない、素晴らしい現代小説だと思います。ミステリーではありませんが、謎といえば、すべてが謎なのであって、その多くは登場人物たちの「思い」に込められているのです。しかも、それが一筋縄ではいかない上に、読み進むにつれてしだいにわかってくる。最後までよくわからない部分もあるのですが、それは読み手の解釈にゆだねられているのでしょう。すっきりとした後味、間違いのないしっかりとした作風ともに、まったくもって損のない、みごとな大作でした。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アジアの息吹 トップ1000レビュアー
形式:文庫
あの麗しくもおぞましいバブル時代のさなか、

最もそのバブルに近かった男の話である。

完全に男の夢とロマンティシズムの産物であり

そこに感情移入できなければ醒めてしまう語り口でもある。

無味乾燥な世界の住人でありながら、

ネット長者たちがことある毎に夢を語るのは、

どこか自分の生き方にロマンを求めたい男の

共通した性なのだろうか?

横森理香『ぼぎちん』と同じ時期・同じ登場人物が描かれているが

女性の横森が極めて客観的・冷静に事態を見つめているのに対し

男性の白川が主観的に、夢にうなされ、バブルに踊っているのには

滑稽を通り越して悲哀も感じてしまう。

舞台を兜町から六本木に移して、新たなバブルが産まれた昨今、

過去から現在を照らす、再読に値する作品であろう。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
時はバブル期、主人公の梨田雅之は最後の大勝負に出るのだが、残ったものと言えば…。

経済情勢にほとんど左右されない職業のため、株価とか景気と言うものを体で感じたことがなく、株やギャンブルをやらないどころか、1万円以上の貸し借りさえしたことがない私でも、十分楽しむことの出来る作品である。また、テレビや新聞で報道されたことからしか知り得ない、仕手戦・バブル・ブラックマンデーと言うものの裏で、この作品の登場人物のような人々が様々なドラマを展開していたのかと、感慨深く読んだ作品でもある。

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