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活字と自活
 
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活字と自活 [単行本(ソフトカバー)]

荻原 魚雷
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

〈今日もまたとくに予定のない日にありがちなことをするだろう。つまり部屋を掃除して、洗濯して、食料品を買い物して、古本屋をまわって、喫茶店で本を読んで、酒を飲んで、家に帰ることになるだろう〉(本文より)それでもどうにかなっている…のか? 東京・中央線での暮らし方、読書の楽しみ、就職しないで生きる方法。

内容(「BOOK」データベースより)

東京・中央線での暮らし方、読書の楽しみ、就職しないで生きる方法。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 253ページ
  • 出版社: 本の雑誌社 (2010/7/13)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4860112067
  • ISBN-13: 978-4860112066
  • 発売日: 2010/7/13
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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待望の新著! 2010/8/10
By Sebastian Flyte トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
古本ブログ「文壇高円寺」でもおなじみの荻原魚雷氏の待望の新刊。前著『古本暮らし』もよかったが、本書はより活字(=本)にこだわった内容になっているようにおもう。前著とはちがい、本書には氏の自宅の本棚を写した写真がけっこう収められている。古本好きにはたまらないいい本棚である。逆に興味深かったのが、ある1枚に写る本の山の中に『1Q84』があったことだ。「ああ、この人もいちおうは村上春樹を読むんだ」とおもった次第。

印象に残ったいくつかのエッセイについてコメントしておこう。

「風太郎読書」で紹介されている山田風太郎のエピソードがおもしろい。山田はかつて座右の銘は何かと訊かれて、「やりたくないことはやらない」と答えたという。がんばることが美徳とされているようなこの時代において、こういう脱力の仕方はいいなあとおもう。この波長は、著者の波長にぴったりと合っている。

「飲んだり読んだり2」《子供のころから、規則正しく生きることが苦手で、ずっとそんなことではだめだといわれ続けてきたが、結局この齢までどうにかなってきてしまった。もちろん忠告を聞いて規則正しい生活を送っていたら、今よりいい暮らしができていたかもしれない。とはいえ、その可能性にあまり魅力をおぼえなかったのだからしょうがない。好きな時間に寝て起きて、好きなときに酒が飲めて本を読める生活以上の望みはない。》こういう言葉を読むと癒されることこの上ない。

「吉祥寺のジェンキンス」これはピート・ハミルの「吉祥寺綺譚」という古本短篇短篇の紹介。感心したのは、本棚に尾崎一雄や木山捷平や梅崎春生の単行本がずらりと並んでいる一方で、ピート・ハミルのようなビミョーな作家(というと失礼だが)の本もちゃんと読んでいるところだ。
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形式:単行本(ソフトカバー)
前著『古本暮らし』からのファンで新著を待望していました。後書きに「雑誌のような本」を意図していたとの言葉がありますが、その通り 全編に緩急に富んだ工夫が施されていて読んでいて飽きません。とくに写真の挿入のなされかたが素敵だなあと感じました。ちょっとずつ大切に読みたい一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
私は東京に詳しくないので、間違っているかもしれないが、以前、みうらじゅんさんの本で、みうらさんがまだデビューする前、糸井重里さんに「高円寺にいつまでもいてはいけない。早く引っ越ししろ」的なことを言われたという話が書かれてあった。
そのほかの本や漫画から察するに、高円寺とはモラトリアムの街らしい、と私は思っている。
その街に著者は青年期を過ぎてもずーっと暮らしている。
就職せずに好きな古書に囲まれた生活。ものすごくマニアックな本についても書かれていて、ちょっとついていけない。
著者のような男性は今風に言うと草食系男子かもしれないが、それもここまで極めると中途半端な肉食男子なんかよりずっとカッコイイ。
それもそのはず、彼は結婚している。どんな奥様なのか気になった。
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