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洲崎パラダイス (集英社文庫)
 
 

洲崎パラダイス (集英社文庫) [文庫]

芝木 好子
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商品の説明

内容説明

「洲崎パラダイス」は、赤線と呼ばれた娼婦の街だった。そこでは、わけありの女たちが肉体を売って生きていた…。無知であったがたくましい女たちの生態をいきいきと描く。(解説・大島 清)

内容(「BOOK」データベースより)

「洲崎パラダイス」は隅田川を越え、東京湾に面した埋め立て地帯にある赤線とよばれた娼婦の街だった。わけありの女たちが肉体を売っていた。蔦枝もその一人。甲斐性のない義治を持て余しながら、彼の甘えや、優しさ、若い肉体に未練を残していた。無知で愚かだが、積極的に生き抜いていく洲崎の様々な女たちを、細やかな筆で描いた短編集。

登録情報

  • 文庫: 224ページ
  • 出版社: 集英社 (1994/9/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087482138
  • ISBN-13: 978-4087482133
  • 発売日: 1994/9/20
  • 商品の寸法: 17 x 11.9 x 2.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 455,599位 (本のベストセラーを見る)
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By 存尾
形式:文庫
 全6編、いずれも洲崎(江東区)の遊郭を舞台にした作品である。ただ『黒い炎』だけはちょっと毛色が変わっていて、娼婦たちとは一切関係ないが。
 遊郭のことを、作中では特飲街としている。空襲の影響などで、第二次大戦前に比べると規模も縮小され、かなり寂れてしまったように書いてある。その特飲街に入る橋の手前にある飲み屋が、表題作をはじめ、重要な役割を担っている。飲み屋の女将の名前は、表題作では明記されていないが、何作かでは徳子となっている。同じ名前でも微妙に違う設定だったりして、明確に連作を意識したというわけではないようだ。
 最後の『洲崎の女』だけは一人称形式で始まり、おやと思ったのだが、それは導入部だけで、主役になる娼婦が紹介されると、後は三人称形式になる。
 昭和30年ごろの下町遊郭の雰囲気が、登場人物たちの目を通して十分感じ取れる作品群である。
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