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津軽
 
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津軽 [単行本]

太宰 治 , みや こうせい
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

昭和十九年、風土記の執筆を依頼された太宰は三週間にわたって津軽半島を一周した。自己を見つめ、宿命の生地への思いを素直に綴り上げた紀行文であり、著者最高傑作とも言われる感動の一冊。(町田 康)
--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

大地に根差す真正の「人の心と人の心の触れ合ひを研究」する愛の、故土である津軽を生きた姿で掴み、軽妙な筆致で描き切った太宰治の代表作。

登録情報

  • 単行本: 190ページ
  • 出版社: 未知谷 (2006/06)
  • ISBN-10: 4896421639
  • ISBN-13: 978-4896421637
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 19.4 x 12.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫
太宰は津軽の素封家の出であり、それが誇りでもあったが、兄達に頭が上がらぬことでコンプレックスにもなっていた。太宰と言うと、何か暗い屈折したイメージがあるが、それは出身に起因するところが多いと思う。そんな太宰が気ままに津軽を旅した時の紀行文が本書である。中には、戦時下の軍の秘密主義を皮肉った箇所があったり、とにかく明るく楽しい。これが太宰の本来の姿だと思う。そして本作のクライマックスは、太宰が母とも慕う乳母「たけ」との再会の場面である。「世界の中心で愛を叫ば」なくても、深い情愛は読者に伝わる。この場面では思わずじ〜んと来てしまった。太宰の最も美しい仕事だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 如那傘如臼太 トップ500レビュアー
形式:文庫
作者自身が故郷の津軽を巡り歩いた経験を元に書かれた、
虚実混交の自伝的小説。この人の小説の中では結構長い部類に入る。

内容は、壮年期の太宰が故郷を旅行しようと思い立ち、
地元の縁者らと交流しつつ津軽各地を歩き回り、
行く先々の土地の文化・歴史・地理を読者に紹介する、
というものである。

太宰と太宰を取り巻く人々のほのぼのした交流が見られ、
物語の雰囲気は明るい。
津軽という土地を全く知らない読者に対して、
丁寧に、滑稽味を交えて説明する文章は良い。

物語の端々に郷土愛が見えるのはとても良い。
ただ、作者が津軽の子どもがきれいな標準語を話す様を見て喜ぶ描写もあり、
太宰が津軽のすべてを認めていた訳ではないことが伺える。

これは戦時の日本人の一般的な方言観なのかもしれない。
太宰としては、故郷の文化の特性を認めつつも、
それが時の流れとともに中央のものと同一になるのを望んでいたのかもしれない。

この本もいろいろな出版社で公刊されているが、
書体は岩波版が最も読みやすいと思う。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 昨年は、太宰治生誕100年だったこともあり、たくさんの太宰作品を読んだ。その中で、「ああ、太宰という人は、本来こういう人だったんだなあ。」と、ようやく生身の太宰に会えたように感じたのが、この作品である。彼は、故郷津軽の人たちとこのように語り、このように酒を飲んだ。そして、大好きだった育ての親と再会する。太平洋戦争真っ直中の昭和19年の春、彼は都会の生活を逃れ、故郷津軽を旅する。この作品では、友と語るリラックスした明るい太宰に会える。また、一方で、実家に対する彼のコンプレックス、気詰まりも理解できる。長部氏による作品「津軽」の裏話(解説)、太宰本人の手による津軽半島の地図など、この文庫ならではの特徴も見逃せない。
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一番、安定している
太宰は、ロマンチストのナルシストだから、めんどくさい(;^_^A
面白いんだよ、話は。でも、ぼんぼんだから。ワガママ(><)... 続きを読む
投稿日: 15日前 投稿者: マイヤ
シンプルな題材と健康的な感性
この本を初めて読んだのは、青森でのこと。
旅の途中でふらりと訪ねた先に、太宰治の記念館(斜陽館ではなく)があり、そこで購入した。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: saroshi
後味爽やかな、文豪、太宰治の傑作長編小説
 数ある太宰作品の中でも、僕の中ではBest3に入る程好きな小説です。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: HAMU
小説としての出来としては・・・
確かに太宰という人間の原点を知るには役に立つ小説だと思うし... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ai0610
太宰中期の傑作
本作は大戦末期の昭和十九年、太宰が三十六歳御時の御作。

読者諸兄の皆が賛嘆される様に彼の「新津軽風土記」は明るく楽しく、... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 綾波澪
(嘘つかなかったやつがそんなに早く帰りたがるもんかしゃらくせえ)
私の太宰治ベスト3は、その時々の気分で入れ替わるが、今回めでたく
第2位に登場したのが本作『津軽』である。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: Gori
太宰 治の「津軽」
今回、津軽を読むまで、太宰作品を読んだ事は無かった。ラジオである方が、太宰作品の中で「津軽」が面白い、太宰... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: kishoutententen
大切な人との再会〜民族誌としての『津軽』
『富岳百景』と比べて、どちらかと言えば『富岳百景』の方が好きだ。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: choe1990
津軽にて酒三昧
太宰の生まれ故郷は津軽・金木。
昭和13年に、太宰が故郷の津軽半島を、3週間かけて旅した際の紀行的小説。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/15 投稿者: ヤキソバ
良いと思う。
作者自身が故郷の津軽を巡り歩いた経験を元に書かれた、
虚実混交の自伝的小説。この人の小説の中では結構長い部類に入る。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/9 投稿者: 如那傘如臼太
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