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洛中の露―金森宗和覚え書 (文春文庫)
 
 

洛中の露―金森宗和覚え書 (文春文庫) [文庫]

東郷 隆
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

大坂冬の陣後、つかのまの平穏な日が続く京、洛中に、一人の世捨人が暮していた。名は金森宗和。飛騨高山藩主の嫡男であったが、父より廃嫡された故である。茶の湯では名の知れた宗和の許には、大坂方や徳川方、様々な人が出入りしていた。最後の闘い、夏の陣で宗和は思わぬ事態に巻き込まれるのだが…。連作歴史短篇集。

内容(「MARC」データベースより)

京の茶室には、妖気と殺気が匂い立つ-。謎に包まれた茶人の武将・金森宗和が遭遇した、茶道具をめぐる奇天烈で血なまぐさい物語の数々。大坂夏の陣へ向かう合戦絵巻の中に描き込まれた妖しく雅びやかな連作集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 354ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/8/4)
  • ISBN-10: 4167461129
  • ISBN-13: 978-4167461126
  • 発売日: 2010/8/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 440,757位 (本のベストセラーを見る)
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見えた! 2012/4/11
形式:文庫|Amazonが確認した購入
少しでも「茶」をかじった事のある者なら、利休ばかりではない、茶道の話は非常におもしろい。後半へ進むに従って、宗和が本の中から立ち上がるのが見えるようです。茶入れをなげつけ、萌葱色が宙を舞う場面は、色さえ目に浮かび鮮やかでした。ぜひ、映像化していただきたいですが、役者がおらんか・・・な。
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By 志村真幸 VINE™ メンバー
形式:文庫
 1998年に新潮社から出た単行本の文庫化。
 さきに文春文庫から出ている『戦国名刀伝』の姉妹編ともいうべき一冊。こちらは茶器をテーマとしている。
 茶人・金森宗和を狂言回しにすえ、彼が出会った茶器(+α)にまつわるエピソード7篇が展開される。
 金森邸にあらわれた茶筅売りが自身の過去を語ったり、「将軍」の削った茶杓の奪い合いがあったり。ライバルの古田織部が暗躍する話もおもしろい。
 信長の上洛〜大坂夏の陣あたりが背景となっており、そうした時代状況が丁寧に描き込まれているのもいい。
 この時代のことが実によく調べられており、いかにもそれっぽいエピソードや人物が描き出される。そのあたりは東郷さんの筆の冴えを感じた。
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形式:単行本
私の住んでいる飛騨地方を安土,桃山〜江戸中期まで治めていた、金森氏に興味を持っています。宗和(重近)は飛騨古川増島城の城主で、3代目の藩主に成る事なく嫡廃され、京都に隠棲しました。外様で小藩故の外交術が、当然の事に必須だったと思われる時代ですが、その詳細については一般には余り知られていません。ネットで金森氏を調べている内に、この本に行きつきました。フィクションの部分もありますが、時代背景、宗和の人物像、登場人物、物語性、とても興味深く読ませてもらいました。大坂の陣真っ只中の世相、裏事情が面白く、暗躍する歴史上の人物がありありと想像出来ました。少しマイナーな戦国武将に興味のある人にお薦めの一冊です。私も仕事上の参考になります。
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