登録情報
|
特に面白かったのは、元オウム幹部の脱洗脳の記載だった。
どのように脱洗脳(本書では、デプログラミングとも呼ばれている)を実施するのか、
また、そのためには患者とどのような精神的な戦いを繰り広げるのかという
具体的な手法が書かれている。
苫米地先生は、現代を生きる我々はどこかしらで洗脳されており、
洗脳とは、決して独裁国家や宗教カルトや自己啓発セミナーだけのものではない事を
主張されている。
そして、私自身にも洗脳のトリガーやアンカー(墓場で薄気味悪いものを感じる事)を発見し、
ぞっとした恐れがある。
情報化社会である現代では、メディア経由やインターネット経由の
肉体的接触をいっさい持たない洗脳すら可能であろう、
その中で我々がどのように他者からの洗脳を防ぎ、
どのように自己同一性を守るべきであろうか?
この本には、そのヒントは書かれている。
残念ながら、洗脳の具体的手法は伏せられているが、
悪意をもった第三者の悪用を防ぐため、やむを得ない処置であろう。
|
|
|