本作が文壇デビューとなる東野の作風だが、性風俗を小道具として巧みに使いこなす点、女性の描き方―― 本書の「姉」と松本人志の「おかん」に共通するあけすけさなど―― に松本の影響を感じるものの、全体としては松本の不条理性とは一線を画す、骨太で日常的な世界観を持っている。テレビで見せる「お笑い」の顔とはまた違う、東野の新境地をのぞくことができる力作である。(磐田鉄五郎) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|