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また、彼女が描く物語の主人公たちは、彼女自身なのだと、
改めて気づかされるような箇所が多々あります。
特に私は、彼女のお父さんの話や妹の話、それに「ラルフへ」が気に入って、
何度も読み返してみました。
自分のことやその身の回りのことを、
あんな風に透き通らせながら書けるって、
とても素敵なことのように思います。
彼女のエッセイ集は、まだこれしか読んだことがありませんが、
書店で見つけることが出来れば、
また他のエッセイも読んでみたいと思います。
でもこのひとことで、彼女のえがく家族の姿がみょうに納得できてしまった。作家のエッセイや書評のおもしろさは、ときに思わぬ本音や素顔がのぞくところだが、この本もその例にもれない。
ある種の微妙な感覚をいかにリアルに読者に伝えるか、そういうことに腐心している人が、書評や読書日記でどんな本をとりあげているのか、彼女の小説の読者なら、やはりのぞいてみたくなるのでは?
彼女の文章の淡彩な味わいを重厚好みの人に押しつけるわけにはいかないので、かなり読者を選びそうな感じもする。
恋愛や家族や食べ物や旅行や本の話、... 続きを読む
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