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「知識人」とは何か、またどんな思考プロセスを持っているのか。そして、どのように未来また歴史を形成していこうとしているのか。示唆に富む指摘ばかりである。なんの気負いもなく、ただ淡々とホッファーはそれを展開している。
秋の夜長、じっくりあなた自身も思考してみるのも悪くないのではないだろうか。速読術なんかクソ食らえ!ただただ、じっくりホッファーと対話していただきたい。
というわけで、この内容にしてこの値段、読後の充実感を考えれば満足できるにちがいない。
それだけに本書は読み応えがあった。本書はわずか一年の日記(それも毎日書いているわけではない)だが、自伝よりもはるかに自伝的な記録になっている。たとえば、ホッファーのあの独自の思考は本当に波止場でのタフな仕事の合い間に紡ぎ出されていたのだ。けっして派手さはない。しかし、一読に値するドキュメントであることは間違いない。
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