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ここまでのドラマ放送と原作での違いもありますが、やはりというかドラマよりも原作の方が面白みを満喫できます。経済の素人の主人公が、相場師と共に手を組み、マーケットに挑戦していく姿は、スリリングさ、緊迫感もヒシヒシと読み手に伝わり、ページを読み進!!むにつれて期待感が増してきます。経済の複雑さよりも、経済の流れやマーケット市場の動きが読み取れ、比較的経済に疎くても実に楽しく読めました。経済を舞台とした小説は数多いですが、主人公の白戸青年と小塚老人のコンビが何とも魅力的で、白戸が今後どこまで成長続けるかもぜひ読んでみたいものです。また後半のまつば銀行との5週間戦争での仕掛ける罠や作戦、意外な白戸のその後の展開……とドラマの先読みはしてしまいましたが、満足いくラストでもあり、今までに読んだ経済サスペンス小説では一番の面白さでした。
それにしても、株の物語でこんなに面白いなんて凄すぎる。経済に関する昇華された考察も、このような話の中で語られるとすっと頭に入るだろう。とくに若い人に勧めたい小説である。
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