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法隆寺を歩く (岩波新書)
 
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法隆寺を歩く (岩波新書) [新書]

上原 和
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

訪れるたびに惹かれゆく古刹、法隆寺。現存する世界最古の木造建築を擁するというのみならず、そのゆかしい建造物や彫刻・絵画は、今なお見る人びとの胸に敬虔な想いを呼び起こす。法隆寺を、そして世界中の古代美術の遺跡を長年にわたり訪れてきた著者の案内のもと、閉ざされた聖域、隠された史実をもたどりながら、境内をめぐり歩く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

上原 和
1924年台湾台中市生まれ。1948年九州大学法文学部哲学科美学美術史専攻卒業。現在、成城大学名誉教授。専攻は美学・美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 214ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/12/18)
  • ISBN-10: 4004312221
  • ISBN-13: 978-4004312222
  • 発売日: 2009/12/18
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By 八雲立つ VINE™ メンバー
形式:新書
聖徳太子を信奉し、法隆寺を生涯の研究テーマとしてきた碩学による、研究歴を振り返りながらの法隆寺論です。校正がしっかりしており、これぞ岩波新書という本の作りとなっています。(ただし、これも岩波新書らしいのですが、図版が小さめで、わかりにくいところもあります)

法隆寺の境内を著者の案内で歩くという書き方ですが、案内とはいいながら、かなり高度で、この著者の書いたものは初めてという方には噛み応え十分の内容です。とくにご自身の研究史にかかわる記述は、その道の研究者やこの著者の著書をすでに読んでいる方でないとピンとこないかもしれません。
また、著者は法隆寺に関する近年の調査研究成果や論議にはあまり関心をお持ちではないようです。(これに関しては、ちくま新書『法隆寺の謎を解く』をお勧めします)

「法隆寺が誇るべきことは、…聖徳太子の追善のために、貴賎を問わず、太子を慕う多くの人びとの寄進によって金堂が創建されたことです」と著者はいいます。そう思いたくなるのは山々なのは多くの読者とて同じでしょう。しかし、このあたりは著者の願望が溢れすぎて、歴史のリアルから乖離している危惧を抱きました。
(この点でも前記ちくま新書の併読をお勧めしたくなります)

総じてこの本は、信仰心にあふれた著者・上原和を知るのに相応しい本といえるでしょう。
【追記】図版引用元一覧の末尾に、「著者自身が撮影した法隆寺境内の写真を数多く使いたいと考えていたが、残念ながら、そうすることができなかった。」とある。どういう事情があったのかわからないが、著者の無念さが滲み出ている。法隆寺側と何かあったのだろうか。読者としても気になるところではある。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私には 2010/12/10
形式:新書
とても読み通せませんでした。新書のターゲットって一般大衆じゃないんですかね?ちょっと「学術方向」に入り込みすぎているのでは。
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By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:新書
 現地を歩いているつもりで読めるよう、図版を多く取り入れている法隆寺入門書。
在りし日の法隆寺の南大門跡に立って、厩戸皇子の生涯を偲ぶ。遙かなる明日香古京。推古天皇の御物として華麗なる玉虫厨子。聖徳太子追善の庶民の寺西院伽藍に佇む。百済観音への慕情。訪れるたびに惹かれゆく古刹、法隆寺。現存する世界最古の木造建築。世界中の古代美術の遺跡を長年にわたり訪れてきた著者の案内のもと、閉ざされた聖域、隠された史実をもたどりながら、境内をめぐり歩く。信仰心にあふれた著者・上原和を知るのに相応しい本。
 巻末はこう結ばれる。「法隆寺が誇るべきことは、世界史上に類を見ない愛と叡智をもった聖徳太子の追善のために、貴賎を問わず、太子を慕う多くの人びとの寄進によって金堂が創建されたことではないでしょうか」
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