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使い方としては、通読するものでもないですね。
読んでいて面白いものでもないですし。
法令を読んでいて疑問を持ったときに辞書的に
用いるのがよいでしょう。
法令は、その法令に関わる人々の間で
混乱を生まないように、一義的に解釈できるような
書き方をしています。
そのため法令は普通は同じ意味で使う言葉に、
違う意味をもたせることがあります。
本書は、そのような法令用語の違いを明確に
説明していきます。
正確に法令を理解するために、このような書は
必携です。
類書に「法令用語の基礎知識」などいくつかありますが、
値段も安く、内容的にも十分充実している本書で
問題ないのではないでしょうか。
チェックとは言っても,あくまでも技術的なものが主であり,基本的に,政策内容について法制局が勝手に意見を付け加えるというような類のものではない(とは言っても,合憲性についても判断する以上,このチェックに「政治的」な部分は残るわけで,この点に問題がないわけではないのだが,ここでは措く).この一連の作業は,いわば,政策・政治の言葉を法の言葉に変換する作業である.そして,法制局におけるこの一連の作業を経た「法案」のみが,法案として実際に審議にかけられる.従って,施行された法のほとんどは,法特有の言葉遣い,即ち法制局特有の言葉遣いに貫かれており,故に,条文上の特定の言葉に特定の意味が込められていたりする.例えば「または」と「もしくは」,「みなす」と「推定する」では,原則として意味するところが違うのである.簡潔な条文ならまだよいが,一文が五行にも六行にもわたる複雑な条文の場合,条文の読み方を知らないと,致命的な誤読を犯してしまうかもしれない.
本書は以上のような「法令用語の常識」つまり条文の読み方・ルールの基本的な部分を,当の法制局長官だった著者が解説している.
いわば本書は,法解釈における「文法書」のようなものであり,法律に興味があるのならば一度は読んでおきたい.類書と比較し,値段的にも分量的にも入手の容易さという点でも,リーズナブルなのでお勧め.
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