最近何かと話題の法人税だが、その法人税の有効な節税対策を本音で語っている本である。
世の中、一定の期間しか節税効果がないにもかかわらず、永遠に節税効果があるかのようなトークをする営業マン、特に保険会社や不動産会社が溢れているが、この本を読めば、彼らがいかにインチキか、いやきちんと説明していないか、がよく分かる。
筆者いわく、有効な節税対策は、1.課税の繰り延べではなく、永遠に負担が軽減するもの、2.会社が余計な支出をしなくてもいいもの、3.会社のPLに損失が計上されないもの、のすべてを満たしているものとしているが、まさにそうだと思う。
もっとも、そんないい節税対策は多くないので、結局、税法の趣旨を正確に理解して、節税を行うべきなのである。
そうしなければ、必ず後で否認される。
本書は、法人税の考え方を分かりやすく理解できるという点でお勧めの一冊である。