油絵を描いたことがあってもしばらく
ブランクのあったかた、これから描い
てみたいというかたにオススメします。
私自身、30年近く油彩は描いたことが
なかったのですが、この本を見て描く
勇気が出ました!
著者は最初に揃えるべき道具は勿論の
こと、作画過程を説明するばかりかわ
ざわざ失敗作まで描いてその理由を分
かりやすく説明してくれています。
人物画以外のほぼ全てを網羅しており、
こんな風に描けばこういう画になるの
かも…と十分な説得力を持った解説を
加えてくれます。
中でも「色探しに迷ったら」や「写真
から描く」は、最初邪道ではないか?
と思えた程の裏技ですが、理にかなっ
ているので感心しました。
「はじめての人が迷うこと」、「陥り
やすい失敗例から学ぶ」など、得る所
大の現代風の入門書だと言えます。
モチーフをその通りに描くにはどうす
れば良いか?より「どのように表わす
か」という「おわりに」の言葉は重み
があり、かつ有り難い言葉でした。
カドミウムレッド+ホワイトではピン
クにならない等、随所に散りばめられ
たヒントの数々はおそらくヴェテラン
にも役立つのではないかと思います。
「油絵を描いてみたいのだけど…」と
いうかたに第一にオススメできる良書
だと思います。