Xavier de Langlaisの著作"La techinique de la peinture `a l'huile"(1959年)は1960年にフランス芸術院賞を受賞しました。本書は1973に増補改訂が行われたこの本の翻訳です。
下記に目次を示しますが、例えば地塗り材料の混ぜ合わせに対して著者の経験を踏まえた実際的な記述がなされるなど、know-howが詳しく記述されています。
本書の箱に岡鹿之助氏の推薦の言葉として、「〜 本書は純粋に専門家向きであるから、油絵の研究者、評論家にとっても見逃すことができない文献でもあろう。」と記載されますが、まさにその通りの本であると思います。
<< 目次 >>
[油彩画の技術]
第I部 油彩技法の歴史 ファン・アイクから現代まで
第II部 基底材・地・地塗塗料
第III部 絵具の構成要素
第IV部 技法の実際
第V部 絵具の錬り合わせ・修復・画家の道具
[増補: アクリル画とビニル画]
第I部 アクリル樹脂およびビニル樹脂の錬り合わせ材の性質と特性
第II部 画家の素材 − パレット・絵筆・基底材・地塗塗料・顔料・溶剤・ニス
第III部 技法の実際・結び・要約