懐かしいですねぇ。記憶を失って放浪する母を探して旅をするというほか、各話の細かいストーリーは殆ど忘れてました。
商品について、“悪魔くん”“赤影”等、一連の東映特撮TVシリーズ同様、BOXセットではありません。付属のパンフもケースに挟み込める程度です。その分ディスク一枚に6〜7話詰め込んであります。主題歌・BGM等の音声特典は、この期を逃せば陽の目を見ることが難しいレアものばかり、別テイクもフルコーラスで発掘収録されています。但し、作曲・編曲等に興味の有る人以外は効果音ばかり連続して聴くのは忍耐が要りますが・・・。
この“河童の三平”はパッケージに収録作品のサブタイトルが表示されていて便利です。他のシリーズにはありません。
作品について、水木しげる作品は妖怪を描く時もユーモアを失わない骨太さがあります。妖怪の造形は鳥山石燕をはじめ日本の妖怪画の流れを汲み、民話や柳田国男ほかの日本民俗学的な伝統も踏まえていると思います。更に、水木氏自身の戦争及び戦場での臨死体験も影響しているのでしょう。どの妖怪も等身大で描くことに成功しています。
そしてこの実写版ドラマですが、結構“恐い”です。気合い入ってます。特撮もよく出来てます。牧冬吉・金子吉延の白影・青影コンビと潮健児のコミカルな演技が無ければ今でも夜トイレに行けなくなっていたかもしれません。
数十年ぶりに観た収穫として、リアルタイムで観ていた子供の頃は気付かなかったことがあります。・・・河童の国の後継者・カン子ちゃん!何て可愛いんでしょう!