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河合隼雄のカウンセリング入門―実技指導をとおして
 
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河合隼雄のカウンセリング入門―実技指導をとおして [単行本]

河合 隼雄
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

メタローグ

患者の話をひたすら聞き続けて、相手が自分から立ち上って来るのを待つ--そんなカウンセリングの極意が平易に語られている。実際のカウンセラー実技指導の記録である本書では、カウンセラー役のお手本として、患者役の生徒から話を聞き出す河合氏の何と上手なこと! 生徒がカウンセラー役をやるときに比べ、明らかに相手から返ってくる話が違ってくる。これはお見事。さらに、河合氏がカウンセリングを行なう時の考え方の根本として、どんな境遇からも必ず立ち上る人間への信頼が随所に語られていて、これには心に傷を持つ多くの人が励まされることだろう。河合氏の人気が得心させられます。(守屋淳)
『ことし読む本いち押しガイド1999』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.

内容(「BOOK」データベースより)

こんなとき、どうしたらいいのか?カウンセリングにおけるさまざまな問題に、河合隼雄が答える。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 創元社 (1998/09)
  • ISBN-10: 4422111965
  • ISBN-13: 978-4422111964
  • 発売日: 1998/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By biscuit
形式:単行本
カウンセリングを扱った、実践的で易しく、日常生活の延長にあり、職業としてではなくカウンセラー的な生き方(という言い方があれば)にすぐ使える本はないかなーと個人的に都合のいいことを考えていたらぴったり見つけたすばらしい本。

河合先生が昭和40年代に講演で語った内容を1冊にまとめたものですが、ちっとも色あせた感じがしない。

心理学の専門知識がなくても、これを読めば、人の話に耳を傾けるときの心構えみたいなものが、頭ではなく身体感覚でわかる。

誰かの悩みを聞くとき、わたしたちはどうしても「それってこうすればいいんじゃない?」って答えを出したくなる。

そのやり方は決してまちがいじゃないんだけど、カウンセリングの基本的な考え方では、そうしない。

ただひたすら、全身全霊で相手の話を聴く。

ふつうだったら降りていかないような深いところまで、一緒に降りていく。

すると人間はふしぎなもので、必ず自分のちからで立ち上がってくる。

…ちなみにわたしはいま、ふたりのカウンセラーさんにカウンセリングをしてもらっている。

ひとりは「深いところまで一緒に降りてくる」タイプのカウンセラーさんで、もうひとりは「自分の体験談を引き合いに出して考えさせる」タイプのひとだ。

どちらのやり方がいいとかではなくて、この世の中に同じ人がふたりいないのと同じように、人の話を聴く方法に正解なんてないのだ、たぶん。

ただ、自分の限界までとことん相手に寄り添っていくという姿勢が「カウンセリング」なのでしょう。

それは一見簡単なようで、しかしとてつもない覚悟を必要とすることです。

目的は話した側が癒やされることかもしれないけれど、最終的には話を聴く側も癒やされていないと、本当に聴いたことにはならないのですよね、河合先生?
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 黒口隊長 VINE™ メンバー
形式:単行本
「入門」と銘打たれた本書は、実際に参加者がロールプレイを行い、それについての質疑も交えて、カウンセリングを行う際の実際的な諸問題についての懇切な手引きとなっており、具体的でわかりやすい。しかしながら本書は、カウンセリングの現場で起こりうる様々な困難さの可能性を視野に入れて展開されているので、ちょっと考えたぐらいではどうにも手に負えないような、深刻でつらい状況例がいくつも示される。そしてそのような、普通の意味での指導や助言、説教や忠告、話し合いが全く役に立たない、どうにもならない危機的な状況、「万策尽きた」ところにおいてこそ、カウンセリングが始まる、と河合氏は言う! だからカウンセリングは、どんな人間も魂の奥底に信じられないほどの物凄い力があり、どれほど打ちのめされ、ふらふらになっていても、きっと自分の力で立ち上がってくる、という信頼だけを頼りに、「ひたすら聴く」のが基本となるという。これは文字通り「命懸け」の仕事。本書、「聴く」ことの難しさ、恐ろしさ、危険さを読み手に突きつけてくる。読むだけでもつらく、実際にそんな相談をされたら途方に暮れてしまうような緊迫した状況例に対して、動じないで「聴く」ことの根本を説き続ける氏の姿、魂の修羅場を幾つも潜り抜けてきた人間の持つ凄まじい迫力を感じます。
このレビューは参考になりましたか?
29 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 匿名
形式:単行本
主にカウンセリング技術を知りたかったので購入しました。
あと他の所でこの本の評価が高かったのもあります。

主に講演で話されたものをまとめて、本にした感じのものです。
だから相手との会話方式の流れです。

さすがカウンセラーというだけあって、聴く技術はすごいなーと思いました。

感心させられました。ただカウンセリングの事について本を読んだ事のある人にとっては、ちょっと似たよりな所が多いのであまり面白くないと思います。
ちょっと中盤あたりから読むのがめんどくさかったです。

読むとするなら高橋 和巳の本の方がずっといいと思います。

あと『カウンセリングを語る (上)』 河合 隼雄 とほとんど同じ内容だったのでそっちを持っているなら買う必要はないと思います。

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