私は「ぼくの魔法使い」をテレビで見て『宮藤官九郎』を知りました。脚本は激しいコント的な内容だけど、本人の写真からイメージするクドカンは「童顔でシャイなあんちくしょう」だけど、テレビでは「地味で不機嫌そうなあんちくしょう」だし、HPや役者では「落ちついててお茶目なあいかわしょう(それはない)」だったりするので、どれが本当のクドカンちくしょうなのかと言うギャップから一体どんな人なんだ?私は何が好きなんだ?と凄く気になりました(・・・やっぱりクドカンみたいに面白い事って書けない)。それで「木更津キャッツアイ」「IWGP」「TV’S HIGH」「ご近所探偵TOMOE」をビデオで見て、「親ゆび姫×占っちゃうぞ」「木更津キャッツアイ」「ぼくの魔法使い」のシナ!リオ本を読み、この「河原官九郎」でやっとイメージギャップが埋まりました。つまりこの本は「クドカンの歴史が詰まっている自叙伝的な本」だって事を言いたかった訳です。だから最初にこの本を読んでいればこんなにもクドカンの事が気になってなかったんじゃないかなって思えた本でした。でもこの本を最初に読んでいたとしても熱狂的なファンにはやっぱりなっていただろうなとも思えた、そんな本です。この本で一番「おぉ~っ!」って思った事は、若かりし頃に「フルチン一人芝居」をやってたって事っス。この本のもう一人の著者である演劇界のもう一人のプリンス「まちゃぴこ」について語ってなかったけど、これでおしまい。