私自身が被災し、この河北新報の新聞に救われた。電気の通らない、燃料がなく身動きも取れない、ラジオはあるものも内陸部からは沿岸部の様子が全く想像出来ない… そんな中毎朝届く薄い河北新報だけが現状を教えてくれた。 先に発売された読売新聞の特別縮小版と比較すると明らかに厚みが違うのが分かる。内容についても読売は原発関連についても日々大々的に触れているが、河北の紙面にはあまり多く見られない。 しかし読売にはない、現地新聞ならではの「被災の悲しみ」の中での「東北の奮闘」が読み取れる。 散々震災直後にお涙頂戴に仕立てられたワイドショー報道もあっただろうが、この紙面から伝わる人々の悲しみやふんばりには素直に胸を打たれる。是非たくさんの人に見ていただきたい。 手元に全て新聞は保存しているけれど、『あの時はありがとう』の念を込めて購入、そしてレビューさせていただきます。