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沖縄幻想 (新書y 219)
 
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沖縄幻想 (新書y 219) [新書]

奥野 修司
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

◆バブルが弾けて、何が残った!?

沖縄よ、どこへ行く


【沖縄が進むべき道はもっと別にある!】

三○年以上、通い続けてきたからこそ見えてきた。
『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅賞を受賞した著者が、
愛情をもって憂う沖縄の未来。

移住ブームと土地バブルの崩壊、
無秩序な開発による自然破壊、
癒しの島・長寿社会への幻想、カジノ誘致構想の愚、
基幹産業の不在、莫大な補助金の非効率な使途――。

沖縄はこのまま東京を小さくしたような
何の変哲もない島になってしまうのか?

【本書の構成】
第1章 沖縄の自然を食い荒らす者たち
第2章 観光政策、ただいま迷走中
第3章 補助金は沖縄に何をもたらしたか
第4章 健康の島、長寿の島幻想
第5章 沖縄人気質

内容(「BOOK」データベースより)

三〇年以上、通い続けてきたからこそ見えてきた。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅賞を受賞した著者が、愛情をもって憂う沖縄の未来。移住ブームと土地バブルの崩壊、無秩序な乱開発による自然破壊、癒しの島・長寿社会への幻想、カジノ誘致構想の愚、基幹産業の不在、莫大な補助金の非効率な使途―。沖縄はこのまま東京を小さくしたような何の変哲もない島になってしまうのか。

登録情報

  • 新書: 238ページ
  • 出版社: 洋泉社 (2009/7/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4862482945
  • ISBN-13: 978-4862482945
  • 発売日: 2009/7/4
  • 商品の寸法: 17.6 x 10.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 辰己 トップ100レビュアー
形式:新書
沖縄ブームである。定年を迎え、沖縄に移住する人、休みのたびに沖縄に行く人……
目的は「癒し」だろう。たしかにゴミゴミした都会に比べ沖縄は大らかで自然が残り
心が癒される…かもしれない。
しかし美しい自然も、1カ月も見ていれば飽きる。
移住者が次々と都会に戻ってきているのも、下水道などのインフラができてないという
「現実」に突き当たるためだ。

私は10数年前に沖縄(八重山諸島)に行った。その後何度か行っているが、
ここ数年で大きく変わった。まず「便利」になった。
そして露骨に「観光」を前面に押し出すようになった。
ほとんど人の行かない島だった与那国島は「ドクターコトー」効果で
リゾートホテルまで建った。
西表島の「陸の孤島」船浮にも定期船が出ている。

著者は、単にこうした観光化を憂いているのではない。
無秩序な開発と観光化が、沖縄の特長を消し去ってることを嘆く。
「このまま東京の近郊都市のようになるのか」――と。
「便利になることは悪くない。しかしそれで沖縄は自立できるのか」――。

 私は沖縄に幻想を見ているのかもしれない。あるいは「旅の人」の勝手な思い込みかもしれない。
 またしてもヤマトンチュウはと蔑まれるかもしれない。
 しかし笑わば笑えである。私は言わずにはいられないのだ。(はじめに より)
 
沖縄に通い続けてきた大宅賞作家の「思い」がほとばしる1冊である。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
初めてレビューを書きます。
というか、書かずにはいられなくて書きます。

内容に関しては既に記載下さっているので、強烈に感じていることを書きます。

この本はうちなーんちゅ全員が読むべきです。
もう、いい加減てーげーやなーなー、分らんさー はちょっと置いときましょう。
もちろん、やるなとか失くせということではなく、まずこの本を熟読して下さい。
戦後の沖縄の歩みがこの一冊だけでソッコーで分ります。何も勉強とか難しい資料とか、読み直す必要はありません。

読み終えたとき、こんなことになっていたのかと立ち直れない程、打ちのめされます。
しかしもう過去は変えられません。これがわしたしまうちなーが歩んできた路です…。

未来は変えられるじゃないか と希望をもってしてもかなり難しいように思えます。そう思わせる理由も分ってしまいます。
この本のタイトル「沖縄幻想」の名の通り、私達うちなーんちゅの「わしたしまうちなー」は既に「幻想」です。
これが事実であり、何となくこのままでいいのかな〜とか、どーにかなるんじゃないとか、みんなないちゃーがかっさらっていったさーとか、もう何もかも受け入れざるを得ない程、何か自分を責めるような気持ちに苛まれます。

自分が今から県知事とか政治家になって、著者の奥野さんと何か出来る事はないかとどれだけ思うことになるでしょう。
うちなーんちゅ皆がそれぐらい思えるようになれば、少しは何か取り戻せるモノがあるかもしれません。いや、そうあるべきです。本当に他人事じゃない…。

沖縄の産業は、観光産業しかない、全てが観光ありき。この事をまず洗脳される位に心に刷り込まねばならない。それが結果的に、先祖代々から大事に継承されてきた大切な物・心を守る事に繋がり、何代にも長期に渡って利子を生み出す程の財産となり、うちなーんちゅのアイデンティティや血肉となり、うちなーんちゅが真のうちなーちゅとなって、光を放つとき、それを観に来る人達で一杯になる。

内地の人が沖縄観光を支える事態で本当にいいのか?
何も無い沖縄が良くて、これを観に来ているのが観光客なのに、あれもこれも造って内地に追い付け・追い越せ的な…。これが沖縄が求めた姿だったのか…。
もう、無関心や無関係とは言わせません。
何でって、わしたしまうちなーの事だから。
ホントにこの本読んで何とかしようよ、うちなーの皆さん!
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
手厳しい沖縄論評に感じるかもしれませんが、おそらく愛情あるがゆえに、これでも手心が加えられているのでしょう。経済成長によって、日本人らしさが加速度的に失われていったように、ワンテンポ遅れて沖縄人らしさが、同じ運命を辿っています。
 本書では触れられていませんが、子供の肥満率、非行率、養護施設入所率は、全国でもトップクラスで、いずれも拝金主義の一断面です。大人の性の乱れ、というか女性が生きていくための売春も相当深刻です。
 本書は、今まで誰も見ぬふりをしていた沖縄の現実を鋭く描写しています。これぐらいやらなければ、拝金主義に陥っているウチナーンチュを目覚めさせることはできないかもしれません。いや、著者には更に一歩踏み込んで、沖縄の現実を描写してもらうことを期待したい。沖縄ではどの書店でも本書が目立つ所に置かれていることを考えると、沖縄人には不快感を与えていないどころか、待望の書だったような気がします。
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とてもバランスが取れている著書
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やはり、現場の声を大切にするジャーナリスティックな著書と感じる。... 続きを読む
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読みやすい。
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