沖縄・尖閣諸島を中心に竹島、北方四島、沖ノ鳥島といった日本の領土と国境問題を解説しています。
その中で外交交渉の経過も記載されていますが、日本人気質というか、10あれば5という中間から交渉に入るため、相手は最初から5を確保した上で残りの部分を交渉することになるパターンを指摘しています。相手が譲歩すれば、さらにその先を求めてくる外交交渉のパターンの先には、タイトルに示された結果がみえます。
あとがきの山本七平の「日本人は、水と安全についてはただと考えている」の引用はとても重いものがあります。なんとなく日本の領土だと思い込んでいるだけでなく、歴史的な背景や国際的なルール(資料も掲載)などを理解することは大切と思います。