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沈黙の森 ((徳間文庫))
 
 

沈黙の森 ((徳間文庫)) [文庫]

馳星周
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商品の説明

内容紹介

軽井沢を舞台としたノンストップ・アクション・ノワール。森の枯れ葉が、欲望に彩られた生き血に染まる! 馳星周の真骨頂!

内容(「BOOK」データベースより)

暴力団・東明会の金を持ち逃げした男が、軽井沢に潜伏している。金額は五億。東明会はもとより、大金の臭いを嗅ぎつけた危険な連中が、この閑静な別荘地に現れ、血眼になって男の行方を捜しはじめた。かつて新宿で「五人殺しの健」と呼ばれ名を馳せたが、今は軽井沢で別荘管理人として静かに暮らす田口健二のもとにも協力を要請する輩が訪れ、事態は急変する。雪山に乱反射する、欲望、復讐、狂気―すべてが暴力に収斂していく。圧倒的な筆致で現実世界に迫る、馳星周の最新長篇。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 608ページ
  • 出版社: 徳間書店; 文庫版 (2012/1/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4198934908
  • ISBN-13: 978-4198934903
  • 発売日: 2012/1/7
  • 商品の寸法: 15.1 x 10.8 x 3.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
かつての疾走感は一体どこへ?と問いただしたくなるほどに失速感がハンパない。
田口健二とその犬に、自分自身と愛犬を投影させているであろうことは痛いほどに
伝わってきたものの、あまりにも感情移入しすぎているせいか、逆にリアリティが
なくなってます。言動もナルシスティックすぎていて、正直読み進めるのが辛かった。
クライマックス部分は特にひどい。
物語もつねに田口に都合よく進んでいるようにしか見えずに、緊張感の欠ける展開
でした。ハリウッドのアクションスターが俺様バンザイな自己愛映画を作るのに
似ている感じですかね。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー VINE™ メンバー
形式:単行本
5億の金を持ち逃げしたヤクザが軽井沢に潜んでいる、と言う情報を得た筋者が達が続々と軽井沢に終結。昔、新宿で名を馳せた「5人殺しの健」は今は犬とひっそり軽井沢で暮らしていたが、この騒動に否応無く巻き込まれていく。5億の壮絶な争奪戦とガンアクション、これで面白くないわけがない、と思って読んだのだが。。。結果的に言うと、非常にガッカリでした。それぞれのキャラ立ちが良くないし、馳氏得意のノワール感がかなり薄い。健、それに対抗する地元ヤクザ、刑事の3人を軸に話が進み、二転三転する現金争奪戦を期待したいた私は大分期待を裏切られた。コメディタッチの遣り取りも頂けなかったし、最後の対決もダラダラと長く緊張感を欠く。銃撃戦も意外にあっけなく終わるので、壮絶なファイトシーンも少なめ。色々なキャラが出てくる割にはその描写がかなり中途半端で感情移入もできなかった。今まで馳氏の作品と違って、謎解き(駆け引き)やゲーム的要素が少なく、純粋なアクション小説であっただけに、かなり消化不良でした。これなら、夜光虫やブルーローズの戦闘シーンの方が100倍楽しめます。期待していただけに、非常に残念に思いました。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ストーリーはよく在る話。登場人物にも特に肩入れしたくなる、あるいはグッと魅せられる者もなし。
しいて挙げるなら、疾風。しかし彼は犬。舞台は何時もの都会から軽井沢。
しかし、さして代わり映えはしない。

この作品も、やっぱりというか、残念ながら、あの『不夜城』を越えられなかった。
あれから何年か? いつか、あの劉健一を凌ぐキャラを創作し、あの『不夜城』の如き物語を
再び紡いでくれるのでは、といつも何時も新作を読破してきたが、いよいよ飽きてきた。
再接近の兆しが見えないのだ。
確かにフランス映画のノワール(黒)の趣きはあるのだが、決して交われない微妙な取り違えを
してるんじゃないのか、心配になる。

思えば、この作者の失敗は、アジアン・ノワールの雄・劉健一を抹殺してしまったことではないかなぁ?
おまけに、劉健一の後継者になれそうな人間まで殺してしまった。
その為に長い間、新たなキャラを見つけ出せず、苦労している気がする。
私的には、『不夜城』で見せられた<闇より暗い暗黒>が忘れられず、ここまでついて来たが、
見限る時が近いかもしれない。

余談だが、昨年の海外ミステリーNo.1『犬の力』の読感が『不夜城』に近いと感じるのは、私だけか?
『不夜城』の出来がそれほどの物であった、と言う事なのだが・・・
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