精霊、意志といったタームが登場してくる。カスタネダの初期の変容は面白いものだったが、段々と哲学がかってきて、このあたりで精霊について考察されている。呪術の普遍化を図っているわけだ。今思えば、ブログを金で買っていたに等しいのだが、さりとて、他にこれ以上の著述があったというわけでもなかった。内容自体は、極めてオーソドックスな修行本だ。この種の本は、ペーパーバックで、トロピカルな夏のビーチで読めばいいと思う。そうした暇つぶしには好適な本だ。ハードカバーで売られている意図が、私にはわからない。カスタネダの著作を読み、なおかつ実践もされてきた方なら、私の言わんとすることはご理解いただけると思う。