1のときには、三崎世界や三崎的文章に、有川チックな内容や台詞が突っ込まれたところへの躊躇い・違和感を拭いきれなかった。
面白いんだけど、素直に楽しめない感じ。
しかし、2になって、その辺が吹っ切れたのか、いい意味でマンガチックに徹底されたのが、奏功した、大化け大成功だ。
もともと、三崎世界は、フィクショナルに満ち溢れているから、マンガチックにするのには、親和性が高かったのだなぁ。
掃除対決や修行なんか、既読感のあるバトルマンガだし(月並みという意味でなく、その王道・エキスをしっかり受け継いでいるってこと)、美少女や後輩への主人公の不器用な想いもラブコメの王道になっている。そして、顧問なんて徹頭徹尾マンガの人になっているし、新人や脇役も学園モノのそれにならったキャラに作りこまれている。
1を知らずに、2から読んでも、十分楽しめるし、1のフォローも出来ているので、構成も◎!
しかし、こうした下手すりゃ、どっかで見たようなマンガのツギハギになりかねないものを、全くそんなチープなものとせず、そしてなにより、それでもなお三崎作品以外の何物でもない仕上がりになっている点、やはり、この点が☆5つの決め手である。
「結構結構」ですな