普段は一般向けの会計の本を読まないのですが、クライアントに紹介するには良い本だ、と言う紹介があり読んでみました。
公認会計士が書いているのでしょうが、専門臭さがあまりなくおもしろく読めましたし、著者が専門知識のない人にも理解して欲しい、と言う気持ちが伝わってくるような言い回しで表現してあり好感が持てました。
私も会計監査をしていますが、会計士が最近の会計の動向について海外の会計に振り回されているやるせなさも伝わってきていて良いですね。(笑)
また、監査をしている会計士は意外と他社(クライアント以外)の過去データの分析などはしないので、会計基準の変更や見積もりの変更がどのように会社にインパクトがあったのかなどの記載は参考になりました。
事例が多かったためか、その背景が十分説明し切れていないようなので、ここ15年くらいの経済の動向、特に会計の動向を知らないと十分理解できない箇所もあるかもしれませんが(りそなの担当会計士の自殺など)、一気に読み進められました。
今後、会計基準がよりIFRS的に変わっていき、会計に見積もりが与える影響がより大きくなると予想されるため、会計の担当者、経営者に是非読んで欲しい本ですね。