入手経緯:
留学中、杉原千畝についての話を聞く。
そしてBaltic HistoryのPaperのトピックにすることに決定した。
杉原関連の書籍のひとつ。まとめて留学先に送ってもらった。
感想:
彼は大した人物である。リトアニアでの大使館でユダヤ人に6000枚もの日本通過ビザを書いたのだ。
その背景はとても複雑で、とてもガイドブックの1ページに収まるほどの話ではない。
彼は偉大である。当時の日本の外交方針を無視して、人道的な立場から決断をしたのだ。シンプルに言えば独断である。ナチスの迫害を恐れ、家族にも関与を与えなかった。孤独の戦いである。
彼は世界で有名である。ユダヤ人の中で語り継がれている唯一の日本人かもしれない。日本では無名である。今回天皇陛下がリトアニアに訪れたようだが、残念ながら、そのニュースもすぐに忘れ去られてしまうだろう。
早稲田大学出身の偉大な人物。外務省に入るための尋常ではない努力。そして外務省を結果クビにされてしまうまでもの勇気ある行動。
この本は読みやすい。一読あれ。