ハッタリの利いた表紙と題名に反し、内容は人類絶望の可能性を天文地質海洋政治経済軍事等幅広いテーマから論じており、ハードブック十数冊分の知識を手際良くまとめてあります。
しかしテーマがテーマだけに読むと現人類の力ではいかんともし難い要因も多く、暗澹たる気持ちになります。
但し、著者はバージェス頁岩のカンブリア紀大爆発時の生物を「エディアカラ生物群」と誤認しています。他にも誤謬が有るかも知れませんから本作の内容を真実として受け入れる前に原典を当たって見る必要が有りそうです。
通勤電車中で読む本としては刺激が有り面白いです。