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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あまりにリアルなノンフィクション。,
By akanezora (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫) (文庫)
戦艦大和と、その乗組員達の生涯を描くノンフィクション。大和の誕生から、沖縄特攻直前までの様子がリアルに描かれている。「悲劇」とは悲しく描けばいいものではない。そういった意味で、この著作はあくまで淡々と、事実を中心にクールなタッチで描かれるだけに悲劇性がよく伝わってくる。 それぞれの乗組員に描かれるドラマは、ただただ事実。それでも胸を打つストーリーに仕上がっている。 映画版とはキャラクターの扱い方・設定が違い、より多くの乗組員にスポットが当たっているので、よりよく知りたい方には一読の価値がある。
27 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あまりにも悲しすぎる,
By
レビュー対象商品: 決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫) (文庫)
生還した大和乗組員の体験談に基づいた一冊です。大鑑巨砲主義時代の末期に計画され、完成時には航空戦力の発達で時代遅れの 長物になってしまった大和を、乗組員の視点から淡々と描いいます。 後世の人間として、あの大和の悲劇を知っているだけに、 その淡々とした乗員たちの姿があまりにも悲しすぎるのです。 日々、鍛錬を重ねつつも、太平洋戦争で華々しく活躍することも無く、最後の海上特攻へ向かっていく。 こんな悲劇があるでしょうか。 ある意味、ゼロ戦パイロットのほうが救いがあるように思います。 これら、悲劇の主人公たちが、著者によって下巻では救われることになるのかどうか、 期待したいと思います。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
客観視点に垣間見る筆者の意思,
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レビュー対象商品: 決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫) (文庫)
大和に乗り込んだ人、関わった人の個々のエピソードを積み上げていく構成で、ストーリー性のある「小説」を期待して読み始めた僕は少々面食らいました。感情移入する前にその人のエピソードが終わっちゃいますんで…。でも、ずっと読み進めていくと、こうしたエピソードの積み重ねが自分自身の中に残っていきますし、時折、心にずしんと来るエピソードに出会います。 一番衝撃的だったのは、下巻の方で、大和が撃沈された後、生き残った兵士たちが海上で生死を賭けて(味方同士で)争ったというエピソード。文中の表現を借りれば本当の地獄とはこういうことなのでしょう。 タイトルからはかなり好戦的な印象の内容を想像させますが、映画同様、客観視点に徹した記述に逆に筆者の意思を垣間見る気がします
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