「新ふくらはぎ習慣」は他のふくらはぎ本に比べ、ふくらはぎの揉み方、テクニックに重点を置くのではなく(2章には記載されています)、なぜふくらはぎを揉むことが健康に繋がるのか、という説明から、温める、ゆっくりと身体を治すといった健康そのものに関する記載が多いのが特徴です。
特に4章に記載されている、縄文人の生活、食事を見直す「縄文式健康法」は面白い考え方です。糖質制限のため、主食を減らすことがブームになりつつありますが、縄文時代と呼ばれる1万年以上を人間は主食(米)なしで生活していました。そのため、人間の身体は主食を食べなくても問題ない(他の食べ物からブドウ糖を生成できる)ようにプログラムされているはずです。ダイエットや糖尿病に効果が高いとされる糖質制限ですが、なぜ効果的なのか、という答えの一つと考えてよいでしょう。
また、ゆっくり、手間、時間をかけて生活習慣病を改善し、縮退を避けるという考え方は、この高度化、情報化され、すぐに効果を求められる社会ではなんとなく必要そうだと感じているけど、実行できないという人が多いのではないでしょうか。本書によって、再度セルフケアを見直すきっかけになりました。