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決定版太平洋戦争9日本降伏 天皇・陸海軍・米ソそれぞれの戦い (歴史群像シリーズ)
 
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決定版太平洋戦争9日本降伏 天皇・陸海軍・米ソそれぞれの戦い (歴史群像シリーズ) [ムック]

片岡 徹也 , 纐纈 厚 , 佐藤 卓己
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

昭和20年7月末、米英中はポツダム宣言を発表した…。本巻では、降伏受諾をめぐる天皇・重臣・陸海軍それぞれの思惑と動向、戦後を睨んだ米ソの熾烈な駆引き、原爆投下と満州千島の攻防など、「日本降伏」をめぐる「それぞれの戦い」の実相に鋭く切り込む。

登録情報

  • ムック: 135ページ
  • 出版社: 学習研究社 (2010/11/30)
  • ISBN-10: 4056061564
  • ISBN-13: 978-4056061567
  • 発売日: 2010/11/30
  • 商品の寸法: 25.6 x 18.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By k
死んだうちのじいさんは陸軍の将校だったので、よく戦争の話をしていました。ソロモンや南方のこと、本土決戦のことなど、今となってはもう少ししっかりと聞いておくべきだったかなと思っています

で、このシリーズなんですが、決定版としてるわりには大東亜戦争とはなっていないし、シリーズを通して気になる表現がちょくちょく出てきます。それでも付録として大きな地図がついていたり、それなりに力の入ったつくりではあるとは思います

しかし終戦を扱ったこの第9巻は内容がうすいです。終戦直前に天皇を監禁して戦争を継続させようとした「宮城事件」については文字のみで2ページあるだけですし、満州での悲劇ももっと取り上げててもいいんじゃないでしょうか。沖縄や原爆の死者よりも多くの人が消えたのですから。それから天皇や昭和天皇は権力者であるだとか、無能で責任逃れをする愚かなやつであるという視点で話を組み立てています。こうなってくるといろいろ省かれたりしてなんだかよく分からなくなるし、何も伝わってこなくなります

特に纐纈厚(こうけつ・あつし)という人の執筆部分はひどいです。あいつらは悪いやつだ、昭和天皇はろくでもないやつだ、と言いたいがための文章になっています。この纐纈厚という人のことはまったく知らなかったのですが、文章を読む限り左翼系妄想系のようですし、実際にもかなりおかしい人/かわいそうな人のようです。「天皇制の強化を許さない京都実行委員会」とやらの会で講演をしていたり、「科学的社会主義」という雑誌に寄稿していたり、まともな人とは思えません

こんなおかしな人に重要な部分を執筆させているのにはかなり意図的なものを感じます。シリーズを通して感じられる違和感の元はこれなんでしょうね
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By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
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「これ以後日本政府は、軍部の動向を警戒・牽制しつつ、連合国側とのあいだに国体護持の確証を得ようとする。その一点だけのために、実に二ヶ月以上の時間を費やすことになるのである」。

豊富な資料で太平洋戦争を振り返るシリーズの第9巻。本書では、ポツダム宣言受諾までの経緯、日本の降伏をめぐる米ソを中心とする国際的な駆け引き、日ソ不可侵条約を破棄した上に8月15日が過ぎても侵攻をやめないソ連、満州や占守島やビルマ方面といった戦線の様子が描かれている。

米国の原爆投下計画についても、感情を排して記述されている。原爆投下効果を確認するために、米軍が候補都市への爆撃を控えていたことも主要都市への爆撃量の比較から明らかにされている。周到に行われた訓練や原爆搭載予定機の設計変更についても詳しい。

しかし、終戦の経緯を振り返る度に、もう少し早くなんとかならなかったものだろうかと思わずにはいられない。本当に、ため息が出る。
・6日:広島への原爆投下。
・9日:ソ連の参戦(原爆投下を聞いて、日本が降伏する前に攻めようとソ連が予定を繰り上げて実施)。
・9日:長崎への原爆投下。
・9日:条件をひとつに絞り、一度目の聖断。
・10日:聖断に従い、ポツダム宣言受諾を通知。
・12日:バーンズ回答(天皇及び国家統治の検眼は連合軍最高司令部の制限の下になる)。
・14日:バーンズ回答に意見が割れるが、二度目の聖断。
・15日:玉音放送。

天皇と統帥権の話は、意図も結論もあいまいで、もう少し掘り下げる余地があったのではないか。確かに天皇も作戦についてのコメントを出していたが、それはヒトラーのような関与の仕方とは違うし、統帥システムについての考察もこれだけではなにがいいたいのかよくわからない。
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