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特に、何かを決定するときには、人はその決定の理由・裏づけを必要としますが、「きちんとした決定をすることができる人は、条件が不足していることを自覚しながら」きちんと決めています。
判断を求めるとき・求められたとき、全てが準備万端でなくてはアクションを起こせないことがありますが、準備万端であることを期待する代わりに、不足している条件を認識することでよい決定を下そうとするものです。
かつ、「裏づけとなりうる条件が不足する場合には、「目標を持つこと」「決定の一般則」を持つことが有効」であると提唱しています。
つまり、未知の問題を解決するための普遍的なアプローチ法を身につけなさいということだと思います。
著者の文章を読んで面白いと思うのは、どれも上手く心の状態を学問的に紹介していることです。さすが、失敗を「失敗学」として学問の領域として認知させた著者ならではの力かと思います。
しかし、著者は、100%安全な決定を行えと言っているのではない。17の法則の最初にあるのは、「すべての決定は賭けである」という挑発的な言葉である。先の見えない時代では、「賭け」こそが必要なのであり、そのための決定なのだ。個人にも、組織にも、国レベルでも一読が必要な本である。
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