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池澤夏樹の旅地図
 
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池澤夏樹の旅地図 [単行本(ソフトカバー)]

池澤 夏樹
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社からのコメント

池澤夏樹の小説・エッセイの作品世界には、常に移動の気配が漂い
ます。南の島や北の大地へと想像力は世界中を旅し、また作家自身も住み処とし
ての土地を定めない移動の民。池澤夏樹と「旅」は切っても切り離せない関係に
あります。
本書は、作家・池澤夏樹を「旅」というフィルターで抽出した、今までありそう
でなかった池澤夏樹の丸ごと一冊作家本です。紀行、書き下ろしエッセイ、対
談、インタビュー...理知的かつ透明な言葉と感性のビジュアルが交錯し、異郷
に空想世界を形作る「旅地図」という名のロードムービー。

カバーの折り返し

丸ごと一冊ナツキ旅ワールド----知性と好奇心が誘う思索の旅へ

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 392ページ
  • 出版社: 世界文化社 (2007/3/1)
  • ISBN-10: 4418075046
  • ISBN-13: 978-4418075041
  • 発売日: 2007/3/1
  • 商品の寸法: 22.6 x 15 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 255,384位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By かつき VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
池澤夏樹は自分のことはあまり語らない。

ミクロネシア、ギリシャ、ハワイイ、

沖縄、そしてフランスと旅をしながら

あるいは住居を変えながら

そこを舞台にした物語やエッセイや

評論を書いているけれど

そこで感じたことを書いているだけ。

自分のことではない。

それがこの「池澤夏樹の旅地図」では

過去への思い、なぜ旅に出て、住居を変え、

それが自分にどんな影響を与えたのかを語っている。

さらには幼少時代を過ごした帯広のこと。

「幸せな幼少時代だと迂闊にも

勘違いしていた子供だった」と表現するのが池澤夏樹らしい。

「いるべきでない場所にいる」という矛盾を

抱えた彼は、特に日本との折り合いが悪いという。

その彼が日本を離れたときに

書くべきことをみつけ、小説を書き始めた、

という始まりに興味を覚える。

これまで多くの著作を愛してきたこちらとしては

よくぞ日本を飛び出てくれた、という思いがする。

その土地で感じること、

それを言葉にすることの連なりが感じられ、

ファンとしては嬉しい一冊。

また池澤夏樹が選ぶ「旅本」「旅シネマ」

「旅音楽」はチェックしたくなる項目。

『読書癖』にも大いに影響を受けたのを懐かしく思い出す。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daphnetin VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
「旅」という切り口で池澤夏樹を取り巻く人々とのインタビューや対談からなる数章と、
池澤夏樹による初出が2000年以降の雑誌・新聞への寄稿されたエッセイを中心に
本書は構成されています。
池澤夏樹の小説をご存知の方は、特に「おびひろ1950」を読むと「こういう背景で
池澤夏樹の文学は出来上がってきたのね」ということが、しみじみと伝わってきます。
押し付けがましくなく、あくまでも律儀な文体で綴られる文章は、遠く知らない
土地であっても私達へ旅情をそそり、自分が旅して想像できる土地へと誘ってくれます。
また、本書が池澤夏樹と知るきっかけとなった方も、「異郷の書架−池澤夏樹著作
全ガイド」の章を読んでいただいて、本書と併せて興味の湧いた書を手にとって
いただければ、旅の自然・文化・歴史といった面的な捉え方について少しずつ親しむ
ことができるのではないかと思います。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By harryss
形式:単行本(ソフトカバー)
「帰りそびれた観光客」「楽園の曖昧な根拠」はとても刺激的な文章でした。

簡単に言うと「ここはいいところです。あなたが來るとここのためによくないから来ないで下さい」みたいなこと(と本人が要約していた気がするけど、その箇所を見つけられない)を言っています。

これは自分が旅を考えるたびに直面する感情をうまく言い当ててくれていた文章でした。

しかし、この作家は旅を勧めている。

でも中々この気持ちを持って旅に突き進むのは、パワーがいることのような気がする。

それでついつい家で過ごすことが多くなっている。

どっちがいいんだかと呆れますが、とりあえず体力をつけたいなぁとこの本を読んでいて何故か感じました
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