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43 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
各宗教の基本思想がわかる入門書,
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レビュー対象商品: 池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書) (単行本)
第1章は池上彰さんの宗教観が語られています。アメリカに関する記述は以前、池上さんがTVでリポートしていたことの再録です。第2章以降は仏教・神道、キリスト教、イスラム教を中心に識者と池上さんのインタビュー形式になっています。 池上さんの素朴な疑問に答えてもらう内容なので、入門書としては良いかと思います。 コラム形式の用語解説もそれなりに役に立ちます。 個人的に参考になったのはやはり、仏教・神道のお話。日本人であれば一考は必要かと考えます。 一番参考になったのは対談の最後に掲載されている養老孟司氏との対談。小手先の宗教観など、バッサリと切り捨ててしまう養老さんの発言は、かなり爽快でした。 第1章で、「今こそ伝統宗教の出番だ」という記述があります。しかし、世界的に見ても宗教が争い事の種になっている面もあります。その一方で宗教に救われている方もいるでしょう。 伝統宗教に委ねるのもよいし、自分なりの哲学を考えるのもよいし、とにかく信じる、信じないは置いておいて、宗教や哲学について今一度考えるキッカケにはなるとは思います。
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
入門書にはならないが拾い読みには最適,
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レビュー対象商品: 池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書) (単行本)
文藝春秋の2011年5月号に掲載された「池上彰の『試練を乗り越える信仰入門』」に大幅な加筆修正をした上で、総論にあたる第1章と後書きを加えた本。3月11日の大震災以降に行われたインタビューが収録されているようだが、本の性格としてはやや中途半端なものになっている印象。取り上げられているのは、仏教、キリスト教、神道、イスラム教だが、ここに書かれている(語られている)内容を読んだところで、いきなりそれぞれの宗教がわかるはずもなく、あくまでも各宗教の中にあるひとつの視点を紹介するにとどまっていると思う。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
無宗教の意味がわかった気がします。,
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レビュー対象商品: 池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書) (単行本)
ヨーロッパの友人は日曜日に教会に行き、シンガポール人の友人は牛肉を食べない。僕自身、あまり宗教を意識したことは無いですが、小さい頃は祖母と仏壇の前に座って御経を読んだりもしていました。今時期だと街はクリスマス一色ですね、そういえば。宗教は身近にあるのになぜか殆ど何も知らないモノだったので、この本を手に取ってみました。池上さんが仏教・イスラム教・神道・キリスト教について、それぞれの専門家(?)と対談しています。たとえば浄土真宗の住職さんに「南無阿弥陀仏」の意味を聞いてみたり、一般人が知りたいなと思っているちょっとした事を色々と聞いてくれています。そして少し深い話まで。本の帯にもなっている『宗教は「よく死ぬ」ための予習です。』という言葉、なんとなくわかった気がします。 以前インドに出張に行った際、ヒンドゥーの寺院に連れて行ってもらい、あの沢山の神様達の話を色々と教えてもらいました。その土地に生まれその地域の環境で生活していくうえで、宗教は切っても切り離せないモノなんだなと、生まれて初めて実感した時でもありました。 日本人は多くが無宗教だと言います。僕も外国の友人に質問されるとそう答えていたんですが、やっぱり何か変な感じを受けていたようです。お葬式は仏教、今時期はクリスマス、そして年末年始は神社に初詣。宗教学者の島田さんによると、それは「無宗教」ではなくて、いろんな宗教に寛容であると考えるべきだとのことです。多くの宗教が争うことなく共存している、世界中で宗教にこれほど敏感であり寛容である国はないみたいです。僕もこれを読み、なんだか胸のつかえがとれた気がしました。
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