池上彰氏による話題のニュースのわかりやすい解説のシリーズ第2弾。
・「郵政民営化」
・「検察審査会」
・「教科書改訂」
・「中高一貫」
・「核兵器削減」
・「北朝鮮の核開発」
・「デノミ」
・「朝鮮半島」
・「ギリシャ財政破綻」
・「アメリカ経済復活」
をそれぞれテーマにする。時期的に気になるのはやはり北朝鮮だが、こうして時系列的に彼等の対応を見るに、
北朝鮮は「核兵器」にしろ「潜水艦」にしろ自国が国際社会で外交するためのカードとして使用しているだけで、
本気で米国・韓国・ロシア・中国等と全面戦争に突入しようという覚悟はないと判る。
それを「外交上手」というかどうかは別として、したたかさは感じる。
欧州でギリシャ・ポルトガル・スペイン・イタリアはギリシャの金融危機に端を発した騒動で借金が増大。
「PIGS(ピッグス)」(借金で太った豚)などと揶揄されてしまう始末だが、逆に米国はリーマン・ショックから僅か2年弱で立ち直りを見せる等、世界の何処かが伸びれば何処かが沈むということだと感じさせる。
ラストではこれからの日本の経済の回復基調を予想しての締めとなるのだが、この時点では当然に「今回の大震災」は発生していないため、それらの騒動が日本経済に与える影響については織り込まれていない。
やはり神ならぬ人の身。池上氏でも未来の予測は出来ても予知はできない模様。